約 569,637 件
https://w.atwiki.jp/kobetakigawa/pages/202.html
770 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 13 28 44 O 比●と同中で卒アルの写真貼って欲しいって頼まれたんだが需要あるか? 772 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 13 45 43 P 770 そりゃぁ、需要はすげーある 773 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 13 52 54 0 770 見たい 774 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 13 57 54 O ttp //b.pic.to/ih3pf ↑これ。 ちなみにまとめを見たんだけど、中学は広陵中のはずなんだけど…情報ミスか? 775 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 13 58 21 0 770 おまいが安全ならお願いしたい 写真も見たいが、卒業文集はもっとみたい どんなやつだったのか評判も聞きたい 776 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 13 59 03 0 PCからみれねぇぇぇぇぇ 777 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 01 26 P 774 PCから・・・ そうAの情報捜査 778 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 02 27 P 情報捜査 × 情報操作 ○ 779 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 03 30 0 776 設定ミスすまん。 正直事件の被害者(←加害者の誤りか)だと聞いてやっぱりかって思うような奴だった。 一回だけ生徒会長もしていたが変わり者で評判はよくなかった(特に親から) 780 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 04 57 0 779 サンクス ってかいままでHだと思ってた奴と別人だーーーーーー 781 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 05 20 P 779 乙ですー 782 名前: 少年法により名無し [sage] 投稿日: 2007/10/29(月) 14 08 10 0 774 素直そうな顔してるのに 783 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 09 02 0 780高校入ってかなりチャラくなったって聞いてるから・・・別人に見えても仕方ないと思う 784 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 09 53 0 774 おつ 思ったよりまじめそうな顔だ 785 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 11 06 0 779 kwsk wktk 786 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 12 30 0 驚いた。これは鳥の巣頭でいつも前列の奴じゃん。 じゃあ、あの陰気そうなやぶにらみは誰なんだwww 787 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 14 08 0 Hは沖縄顔ってのはガセ? 沖縄顔にみえないお 789 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 14 42 0 比嘉は見た目は真面目そうだったが、中身は正反対で何でもノリで生きているような奴だった。 授業中は騒ぎ放題なのに成績は上の上。親からはあまりいいようには思われない性格だった。 後、いじめとまではいかないが嫌がらせ的なことをしていた。 791 名前: 少年法により名無し 投稿日: 2007/10/29(月) 14 19 05 0 774 どうもありがとう 違う人物を比嘉だと思っていたので感謝します。
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2138.html
「ふたば系ゆっくりいじめ 1022 どすおい/コメントログ」 すこしは考えて物書いてほしい。 -- 2010-06-16 04 29 12 気持ち悪い。地元に似たような祭りがあるんで、馬鹿にされた気がした。 -- 2010-07-08 22 42 27 わけもわからず追い込まれるドスがおもしろかった -- 2010-08-23 03 44 35 ドスは他の群れとの横のコネクションがありそうだから、この祭りのことは分からんもんかねぇw -- 2012-09-14 12 50 59 オンバァァァァァァスィィィィィらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! -- 2013-07-21 04 53 57
https://w.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/888.html
登録日:2011/10/09(日) 22 09 46 更新日:2024/08/19 Mon 20 54 05 所要時間:約 3 分で読めます ▽タグ一覧 2ch ※絶対に真似しないでください コピペ コピペ項目 ブーン 便乗項目 吉野家 2chで誕生したコピペの一つ。 ※「昨日、近所の吉野家行ったんです。吉野家」の方ではありません 819 学生さんは名前がない 2008/05/01(木) 16 40 48 O このスレで聞くのも恐縮なんですが、吉野家ってどういう注文システムなんですかお?( ^ω^) 松屋みたいに食券なんですかお?( ^ω^) 食べくらべしてみたいんだお( ^ω^) 821 学生さんは名前がない 2008/05/01(木) 16 44 15 0 819 お新香とサラダは食べ放題だお( ^ω^) 勝手に取って食べまくるといいお( ^ω^) 885 学生さんは名前がない 2008/05/01(木) 20 48 15 0 821 てめえ、一生恨んでやる あやうく 警察沙汰だ 吉野家での食べ方を知らない 819のために、 821が親切丁寧なアドバイスをくれるという心温まるコピペである。 嘘だけど。 なお、似たようなものに回転寿司の食べ方のコピペというのもある。 念のため書いておくと現在吉野家ではお新香もサラダも注文制である。 特にサラダは目の前にあり、ついつい手が伸びてしまいがちであるが要注意。ちなみに、このコピペが作られた当時は冷蔵ケースから取り出すセルフサービス方式だったが、当然食べた分は全て支払うことになる。 今ではほとんど見なくなったブーンに住民同士の暖かいコミュニケーション、「勝手に取って食べまくるといいお」の語感の良さ、 そして 819と 885の文面のギャップ等から一躍ヒットした。 特に4時間という時間が妙にリアルで、多くのねらーの共感を呼んだとか。 885が本当に警察のお世話になったのかは不明である。 さて。 885にとってみれば、確かに辛い経験をしたことだろう。 しかし逆に考えると、「2chは真実と嘘が入り乱れる場である」という感覚が薄れつつある現在、それを再確認できるいい機会だったと言えないだろうか。 彼にとって今回の失敗は、今後さらなる大失敗を犯さないための予防線になり得るだろう。 いずれにせよ、「うそをうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」 これを肝に銘じておきたい所である。 まあ一番悪いのは 821なんだけどね。 追記と修正はし放題だお( ^ω^) この項目が気になったら編集しまくるといいお( ^ω^) てめえ、一生恨んでやる あやうく アク禁沙汰だ △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ▷ コメント欄 [部分編集] 知らなかったとは言えレスを鵜呑みにするとは純心すぎやしないか -- 名無しさん (2013-07-16 10 43 55) もともとは大学生活板の松屋スレ発祥と書いててくれ -- 名無しさん (2013-09-04 12 52 16) スレチなのにまともなレスなんか来るわけない -- 名無しさん (2014-06-20 17 26 00) お礼くらい言えや -- 名無しさん (2014-08-09 22 41 05) 「有り難う」とお礼のレス来たら「嘘だかんなwww」とか言うつもりだったのかも。 -- 名無しさん (2014-08-30 19 53 40) 吉野家のシステムが変わってこのコピペがよくわからん -- 名無しさん (2015-05-19 21 51 39) 流石に情弱すぎる -- 名無しさん (2016-09-03 19 43 43) 書き込みの時間を見る限り、ネタだろ。本当にもめたなら4時間で戻ってこれるかどうかって話だし。 -- 名無しさん (2016-09-03 19 52 17) 4時間ありゃ十分すぎると思うんですけど・・・ -- (2016-10-21 16 14 00) 危うく警察沙汰=平謝りで警察沙汰になってないなら十分長いよな。糞忙しい外食屋がいつまでも謝られても逆に迷惑だし -- 名無しさん (2017-02-25 22 03 43) 今はもう目の前にサラダとかないよな?確か。 -- 名無しさん (2017-02-25 22 21 50) 昔はカウンターに冷蔵ケースがあってサラダを自由に取れる(もちろん有料)と……書かないと伝わらない時代なのが悲しい。 -- 名無しさん (2017-10-14 14 21 18) まあ、長いっても終わってすぐ書き込んだわけでも無いだろうし、多少はね? -- 名無しさん (2019-08-10 10 39 10) このレスの後に吉野家行ったと考えれば4時間は妥当。当時はスマホも無かったし帰宅してから怒りのレスしたんだろ -- 名無しさん (2019-08-29 16 26 57) 質問と回答の後すぐに吉野家行ったと思ってる奴らが多くてびっくりよ。普段どういう生活してんだ。普通に考えれば飯時になってから吉野家へ→事件発生→警察沙汰一歩手前で許してもらってからの最後のレス、が妥当なわけで時間的な矛盾は別にない。 -- 名無しさん (2019-10-10 22 36 02) 10年前はのどかだったんだよ・・・それが今じゃぁ -- 名無しさん (2019-11-05 22 55 05) 食べ比べしたい って言ってるから先に松屋行ったんじゃないかね -- 名無しさん (2020-11-14 22 53 56) 最近吉野家に行きだしたけどカウンターにサラダ置いてあるの見たことない。今はもうないのかな -- 名無しさん (2021-01-08 22 03 03) いつみても 821がくっそ邪悪で草生える。皆は実害の出る嘘はやめようね! -- 名無しさん (2021-02-14 00 48 08) しかし手元のメニューにサラダ載ってるだろうに… -- 名無しさん (2021-02-14 01 04 29) 10数年ほど前までは「店に入るとU字型のカウンターのみ」「カウンターにあるガラスケースの中にお新香やサラダが入ってる」「注文した人自身がサラダやお新香を取り出す(=注文してなくても取り出せてしまう)」って感じだった。今はもうほとんどテーブル席だけど、当時はそんな感じ。 -- 名無しさん (2021-02-20 21 23 21) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2396.html
ゆっくりしていただけの群れ 11KB 自然界 ほんの少し未来の話 会話劇 黒二行作 【はじめに】 このSSは、ほんの少し先の未来を舞台にしたフィクションです。 単純明快なゆ虐や愛でを求める方には、おすすめ致しません。 【本編】 『ゆっくりしていただけの群れ』 (作・二行) 21世紀に入って30年も経つと、色々とおかしなことが起こるものだ。 人間の世界は相変わらず不景気だが、それでかえって救われたものもある。 たとえば、今私が分け入っている野山だ。 今世紀に成り立ての頃は、どこもかしこも開発ではげ山になっていたそうだ。 しかし、そんな余裕もなくなって幾年月。 機械の手が入らなくなった自然は、皮肉にも繁栄を取り戻している。 私が登っている坂も、そんなほったらかし大自然の一部だった。 道なんてないから、刃物を振り回して草を刈りつつ進む。 はたから見れば、今流行のテロリストと勘違いされそうだ。 別に、無差別テロの予行演習に来ているわけではない。 この山には、今ではあまり見られなくなった、ゆっくりしているゆっくりの群れがあるのだ。 彼らが珍客として地球に現れたのは、今から20年ほど前になる。 ダーウィンを冒涜するために生まれてきたような生物どもは、大きな話題を呼んだものだ。 彼らは、時とともに害獣化するものもいれば、人間に大きな利益をもたらすものもいた。 だが今では、社会の淀んだ空気と同調するかのように、ゆっくり達もまた俯いて暮らしている。 都会の野良ゆっくりなど、死を懇願するものまでいる始末だ。 新聞の風刺画が歩き回っているようで、気味が悪い。 しかし、人と没交渉な群れの中には、牧歌的な集団も残っている。 彼らの馬鹿丸出しでオママゴトっぽい暮らしは、見るものによっては憤慨の対象であろう。 だが、私は特殊性癖持ち。 そんなゆっくりした群れを観察するのが大好きな変わり者なのだ。 だからこそ、たまの休みと引き換えにして、こんな奥地まで出かけている。 山の所有者が、職場のお偉いさんなのも好都合だった。 彼のご機嫌さえ損ねなければ、伸び伸びとゆっくりウォッチングに興じることができる。 まるで種田山頭火の句のように、分け入っても分け入っても深い自然が続く。 道なき道を進んでいると、足元の方からおかしな声が聞こえてきた。 むきゅ、げほっ、げほ・・・。 屈んでそこらの草をかき分けてみると、顔色の悪い饅頭がクリームを吐いていた。 「おいおい、大丈夫か?」 普段は、ゆっくりには決して触れない。 あくまで、自然な観察が信条だからだ。 ただその時は気紛れから、リュックからスポーツドリンクを出し、かけてやった。 利くかどうかは気軽な賭けみたいなものだったが、功を奏したようだ。 ぱちゅりーは、みるみる元気を取り戻し、私を見上げて礼を言った。 「ありがとう、お兄さん! ゆっくりしていってね!!!」 最早記録の中でしかお目にかかれないと思っていた、ご挨拶。 それに触れた私は舞い上がってもいたのだろう、ついつい口からお返事が出る。 「ゆっくりしていってね!!!」 饅頭が、にっこりと笑った。 「それじゃ、ぱちぇは行くわ」 「待て待て、お前こそゆっくりしたらどうだ?」 「そうも言ってられないの。群れがなくなっちゃうのよ!」 私はクリーム饅頭をつかむと、その場に腰掛けた。 胡坐をかき、腿の上にぱちぇを置く。 「ななな何するの?」 「いいから落ち着け、虐めたりしないから」 「むきゅぅ・・・」 「で、なんで群れがなくなるんだ?」 「明日の朝、人間さんがいっぱい来るの。そして、群れを燃やしちゃうの」 駆除か。今では珍しいことだ。 今どき、そんな元気のよい自治体があるとは。 それとも。 「お前達、何やったんだ?」 「むきゅっ。ぱちぇのお話、聞いてくれるの?」 「そのつもりだ。お前はゆっくりにしては、理性的なやつらしいからな」 「ぱちぇを褒めてくれて、ありがとう、人間さん!」 驚いた。 『理性的』という言葉を理解し、感謝まで表すとは。 野生の、しかもこんな山奥のゆっくりに、ここまで物を知っている個体がいる。 「どうやら、(笑)じゃないようだな」 「かっこわらい?」 「ああ、流石に分からないか。それより、話を聞かせてくれ」 「・・・ぱちぇの群れは、ドスの群れよ。 ドスのおかげで、皆、ゆっくりしていたの」 この辺りには何度か来たことがあったが、ドスまりさがいるとは知らなかった。 是非お目にかかりたいと思ったが、口にはしない。 「だけど、ゆっくりしているゆっくりの中にも、ゆっくりしていないゆっくりもいたのよ」 「ゲスという奴か。まぁ、世の常だな」 「中でも、みょんとゆゆこの番は、ひどかったわ。 度々人里に下りては、人間さんのお野菜や食べ物を横取りしちゃうの」 「随分と希少なゲスだな」 私はぱちぇの頭を撫でながら、話を聞いていた。 ゆゆこはいわゆる希少種という奴だが、ゆっくりの中で最も食い意地が張っている。 おまけに吸引力の変わらないただひとつの掃除機のように、辺りのものを吸い込んでしまうのだ。 「人間さんは、ゆっくりしていたわ。 ある日、ぱちぇの群れに来て、もうゆゆこを人里に放さないで欲しいって言いに来てくれたの」 「それは、ゆっくりとしているな。悠長とも言えるが。それで、群れはどうしたんだ」 「ドスがゆゆこに注意して、おしまい」 「で、ゆゆこは反省の色もなく、また人里に被害をもたらした、と」 「その通りよ。むきゅぅ・・・」 「だから、駆除に来るのか」 「いえ、人間さんは本当にゆっくりしてくれたわ。ぱちぇ達よりもゆっくりしていたかも。 ゆゆこさえ差し出してくれれば、群れはそのままにしておいてくれる。 そうまで言ってくれたのよ」 役所にしてみれば、群れを一斉駆除するよりも一体の希少種を捕獲する方がいいだろう。 第一、安上がりだ。 「ドスは、何やってたんだ」 「何もしなかったわ。ゆっくりしていれば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 「他のゆっくり達は?」 「ゆっくりしていたわ。自分達のゆっくりぶりを見れば、ゆゆこもゆっくりしてくれるって」 ゆっくりは、何かを積極的にやることを好まない。 群れによっては、狩りを一生懸命することさえ忌避される。 まぁ、そんな群れは往々にして長持ちしないのだが。 「自分達は何もしない。ゆゆこは野放し。そりゃあ」 「群れを潰されても、文句は言えないわね・・・。でも」 「なあ、ぱちぇ。ひとつ聞いてもいいか?」 「むきゅ?」 「お前は、何やってたんだ」 「ぱちぇは・・・、ドスの仲間に入れてもらえなかったの。 それでも、ゆっくりしてる場合じゃないって、皆に言ってはいたの」 「聞き入れては、もらえなかった?」 「そうよ。分かってくれたのは、ありすとれいむだけ」 それも、たいしたこともないゆっくりだったのだろう。 ぱちぇの沈んだ表情が、それを物語っていた。 こんな顔を見に、ここまで来たのではなかったのだが。 「ぱちぇ。お前は、何で中身を吐いてまで山を降りようとしていたんだ」 「人間さんのところに、行くつもりだったのよ」 「無茶だな。ゲロ袋と呼んで、お前の種を嫌っている人間も多いんだ。 一歩間違えれば、真っ先に潰されるところだぞ」 「それでも、ぱちぇは、じっとしていたくないのよ! だって、群れがなくなるのよ!」 「ぱちぇ、私が子供だった時に流行った言葉を教えてやろう」 「むきゅきゅ?」 「感動的だな、だが無意味だ」 「むきゅっ・・・」 私は饅頭を持ち上げると、顔と顔を近づけた。 「ぱちゅりー。これからあまりゆっくりできないことを言う。 中身を吐かずに、聞くことはできるか?」 「・・・頑張るわ」 「お前は、良い奴だな。でも、1匹だけじゃ何もできないんだ」 「でも、もしかしたら、お兄さんのように分かってくれる人間さんがいるかも」 「そうだな。何だったら私も一緒に行って、説得を試みるのもいい。 そうすれば、取りあえず、明日の駆除はなくなるかもしれない」 「お兄さん」 「だけどな、きっとまた、同じことの繰り返しだ。 そして時間が経つほど、事態は悪くなる。 前回は、ゆゆこの引渡し。今回は群れの駆除」 ぱちゅりーは口を硬く結んだまま、私の話に耐えているようだった。 「恐らく次は、この辺りの群れが全滅させられる。 だんだんと、疑われるんだ。 全てグルになっているか、ゆゆこが異常に繁殖しているか」 「ゆゆこは、ひとつだけだわ」 「だったら、それを引き渡せば良かったんだ。 それで人里の被害が治まれば、少ない予算を費やしてまで駆除しようとはしない」 寒天の瞳が私を見据えた。 まだ意思というものがあるだけに、悲しい眼差しだった。 「お兄さん、ぱちぇはどうすればいいの?」 「手遅れだ。それを理解することだ」 「・・・だったら、ぱちぇは戻る。お兄さんの言った事、群れの皆に伝えるわ」 私は殊勝な饅頭を小脇に抱えると、登った先にあるだろう群れとは反対の方へ歩き出した。 腕に、それなりの力を込めながら。 「お前は、群れには帰さない」 「どうして? お兄さんは、ゆっくりをいじめてゆっくりする人なの?」 「馬鹿野郎。お前を虐めるのは私じゃない。群れのゆっくりだ」 「むきゅっ」 「話を聞いててよく分かった。お前達の群れは、ゆっくりしているだけの群れだ。 目先のゆっくりを大事に思う余り、明日のゆっくりを潰してしまうアホの集まりだ」 「お兄さんの言うことは、よく分かるわ。でも、それがゆっくりって生き物じゃないの?」 「そうでもないさ。賢明な群れは、ちゃんとある。 ゆっくりするためには、そうじゃないこともやらなきゃいけないと肝に銘じている奴らがな」 「ぱちぇの群れは、お馬鹿さんばかりなのね・・・」 「そうだな。きっと群れに帰ったら、お前は無視されるどころか、また傷付けられる」 私は抱え上げた時、ぱちぇのあんよを見てしまった。 明らかに、枝か何かで傷付けられた痕がある。 「その傷、大方ゆっくりできないぱちぇがどうのって、虐められたんだろ」 「むきゅぅ。でも、ちゃんとぱちぇの話を聞いてくれたゆっくりもいたわ」 「聞いていただけだ。 もし本当に分かっていたら、お前と一緒に山を降りていたはずだからな」 咳き込む音と共に、冷たいものが腕にかかった。 歩みは、止まる。 私は吐しゃ物に塗れたぱちゅりーの口を、手で塞いだ。 「ショックなのは分かる。同情もしてやる。だから我慢してろ」 「・・・お兄さん、ぱちぇはどうすれば良かったの?」 「お前はドスの側にいるか、自分が長になるべきだったんだ。 群れを変えるってのは、そういうことなんだよ。 お前位の賢い奴を受け入れなかった時点で、群れの運命は終わっていた」 「むきゅん。だから無意味って言ったのね・・・」 「そうだ。事ここに到って何かをやろうとしても、無駄なんだ。 やるんだったら、もっと前から深いところから、始めなきゃいけなかったんだ。 今更ジタバタしたって、自己満足以外の何ものでもない」 「ごめんなさい、お兄さん」 「謝ることはない。 あの群れは死ぬ。ゆっくりしていただけで、何もしてこなかったためにな。 ぱちゅりー、お前は生きろ。 生きて、今度は長にでもなって、本当にゆっくりとした群れを作ってみるんだ」 私は自嘲する。 何を一生懸命になっているのか、と。 たかが饅頭如きに、何を求めているのだろう。 それに自分は、脳内お花畑なゆっくりが好きでここまで来たのではなかったのか。 「お前は私が、安全なところまで運んでやるよ。それからは、お前が決めろ」 「ゆっくり理解したわ・・・」 「せめてお前くらいに理解できれば、良かったのにな」 私は再び小脇のゆっくりと共に歩き出した。 山を降りたらぱちゅりーを助手席に乗せて、この辺りを抜けよう。 シートベルトはさせるべきなのだろうか? そんな馬鹿馬鹿しいことが何故か浮かんだりした。 麓に近付くと、胸のポケットに入れていた携帯端末が震え出した。 メールでも受信したのだろう。 手頃な倒木があったので、私達は並んで腰をかける。 いや、ぱちぇに腰などない。 頭だけの生き物に、私は水筒のお茶を飲ませつつ、端末を操作した。 ディスプレイに、送られてきた文面が映る。 「ぱちぇ、お前に言いそびれたことがあるんだ」 「なに、お兄さん」 「ゆっくりしているだけで何もしなかったってのは、お前達だけじゃないんだよ」 「むきゅきゅ?」 「人間だって、同じようなものさ。 ゆっくりしていただけの群れが、また消えていくようだ」 画面の文字を、ぱちゅりーに見せてやった。 どのくらい理解できているのか、私には分からない。 文面は、こういう一文から始まっていた。 『稀代の悪法が、あと100時間で可決されます! 是非、反対の署名にご協力下さい!』 (終) 【過去作】 ※ほんの少し未来の話 本作 ふたば系ゆっくりいじめ 906 蟷螂の斧 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 1124 おひさまさんをつかんでしまった ふたば系ゆっくりいじめ 1059 でか帽子まりしゃと姉まりしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を ※カオスVS鬼威惨 次回桜が咲く頃までには ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※どろわ&ぬえ draw006 「パラダイゆch」 nue079 「素晴らしき世界」 nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあき、感謝。 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 特定秘密保護法案さん・・・ -- 2013-12-02 11 37 47 優秀なぱちぇだ・・・俺なら迷わず飼いゆにしちゃうね。 -- 2011-07-13 23 57 52 稀代の悪法と言われていくつか思い浮かぶって相当だよな -- 2011-01-19 10 15 11 友愛ェ… 必死に反対しても一人ではどうにもならないのが現状なのよ…;; -- 2010-12-24 20 47 09 ゆっくりは人を映す鏡みたいなもんですからねえ… 目先のゆっくりに騙されて冬を迎えてるあたり、バカの群れまんまって事かorz -- 2010-09-03 03 59 06 お前ら・・・友愛されるぞ・・・ -- 2010-08-28 17 54 13 外国人参政権はマジ危険というか、帰還した人のことを混ぜるとあやふやな点があり民主党でもその点をついて論破したツワモノもいるよ -- 2010-08-28 14 32 53 なんという社会派なSSさん… 我々もゆっくりと変わらないのかも知れませんね… 良いもの読ませてもらいました。 -- 2010-07-19 20 05 20 外国人地方参政権さんや人権擁護法案さんかもしれないのぜ 左翼勢力さんはゆっくりできないのぜ。 -- 2010-06-27 22 26 29 稀代の悪法!?児ポ法のことですか?だとしたら許せん。 -- 2010-06-17 04 59 14
https://w.atwiki.jp/ichitarou/pages/44.html
255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2006/07/01(土) 14 52 42.50 ID GR6d5v5q0 617532632989128999615177111272355 187758222381238375282517523727235 238181235387538666932532712755177 157015327686578123753271272535337 127177272353233723527532515757527 369998773118726238127666662327217 873528299998920118366666666223612 223182337698127538237235875368923 126821238578127681237568123928117 1.ペイントを開く 2.テキストボックス開いて上の数列をコピペ 3.黒色で背景を塗りつぶし 4.きみは真理を得るお imageプラグインエラー ご指定のURLはサポートしていません。png, jpg, gif などの画像URLを指定してください。
https://w.atwiki.jp/kobetakigawa/pages/84.html
教師がいじめ認識か 神戸の高3男子自殺 2007/09/19 18 15 【共同通信】 恐喝未遂事件で、担任教師が自殺前から、いじめがあったことに気付いていた可能性があることが19日、分かった。 学校関係者によると、7月3日に自殺を図る1年ほど前、担任教師が男子生徒の名前を挙げて「もうこれ以上、彼をいじめ るな」と教室で同級生の少年らに注意している場面を複数の生徒が目撃していたという。同校は共同通信の取材に、担任の 注意は「聞いていない」としている。
https://w.atwiki.jp/boonkeinohinanjo/pages/72.html
風神作の 1000コピペ 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/05(火) 17 37 24.98 ID xCR3RA1T0 [3/5] ひょっとして○○の作者さんですか!? ユートピア(笑) 俺は~~から読んでる古参だけど? 駄作者乙!もう投下すんな! 【1レスお題 ○○】 ブーン系は遊びじゃない 1にまとめのURLはらないとかまとめへの感謝が足りない 差 はっきし言ってしまえば俺からして見れば アマチュアの『ア』の字すらもったいないないゴミ駄作だと思うわ。 別一 魔法学 祭り多すぎだろ、ああいうのはたまにやるからいいんだよ 大ウンコ支援! パクリが人気になるとかありえない 主日 平 日 に ス レ が 十 以 上 立 つ ブ ー ン 系 黄 金 期 ! 義 中 肉食獣 ツン号泣しながら荷台に乗せられてる絵を描いてください! 三代目拳王 ドラクエは傲慢だろ?! ブ 偽善者総合 避難所管理人は本当に規制してるの? 怪しい書き込みが減って無いけど 禁書の影響があるね| ランキング作ろうぜ! 単発IDが多いスレだな 作者、大好きだよ…… シベリアを潰したという実績 今はどのジャンルが需要ある?ン ペットボトル VIPで荒らしに構ってる奴らウゼェ! VIPの荒らしの話題を避難所に持ち込むなよ…… 現系 支 ブログまとめ多すぎ 風神見参! 拳王就活しないの? 教祖様の個別スレ立てようぜ! 行に 援 荒らしは一人だから 報われないニーイチ 圏央 某スレ池 の張 ! まとめの人はやる気あるの? 純 文 学 ! 避難所の場所は新規にはわかりにくい オり ミソの木wwww 過去作教えてください!! お前ら透明のレスにレスして(ry スつ さもなくば荒らす you see ? 文丸、帰って来い 作者は総合で酉付けるなよ スく 修羅は別人格 いい加減にNGしろよ お題なら流石兄弟の絵で 偽散策 ほ メと けんちゃん、もうやめなよ 馴れ合いキモイんだよ クラッシャー大勝利 の 教か 俺は拳王の作品面白いと思ったけど? 規制されたので避難所でやります ぼ え オムナギセックス! ソース出せよ 1乙 お前にはもう用は無い の て ロマシュー 荒らしに構う人も荒らしです! 歯車 熟女 3 アームハンマー! ○○!戻って来い! 面白いは正義だろw また犬玉かよ 2 これは乙じゃなくてニッパー/// 自 ∩∩ ブ ー ン 系 終 わ っ た な ! ∩ 演 / / ∧_∧ ∧_∧ _( ゚ω゚ ) ∧_∧ || 5 避難所は監視されてるから 乙 \ \( ゚ω゚ )―-(風`ωメ) ̄ ⌒ヽ(゚拳゚` ) // 6 なんでもかんでも犬扱いするな! \ /⌒ ⌒ ̄ヽ ゆとり /~⌒ ⌒/ 8 俺は犬じゃない! | |ー、 / ̄| //`i荒らし / 安価でブーン系の絵描くお! 支援じゃなくてwktkって書き込め低 |腐女子| | 厨房 / (ミ ミ) | | ブ年 | | | | / \ | | セックスは気持ちいいんだが? オ | 齢 | | ) / /\ \| ヽ お前らしないのか? ム ン化 / ノ | / ヽ ヽ、_/) (\ ) ゝ | ラ 芸 | | | / /| / レ \`ー ' | | / イス 32 名前:風神 ◆NG/XXXVpWybj [] 投稿日:2011/04/05(火) 17 40 00.60 ID xCR3RA1T0 [4/5] それじゃあな また俺が立てた総合で楽しく遊んでくれや ははははは! 35 名前:風神 ◆NG/XXXVpWybj [] 投稿日:2011/04/05(火) 17 44 04.65 ID xCR3RA1T0 [5/5] 書き込んでおいて、なんだけど まとめは義務じゃない、ボランティア 久しぶりにブーン系に来たんだけど 避難所に面白いのある? たまには感想スレを立てて欲しい ツンデレ支援が多いな とかも加えればよかった 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/04/05(火) 17 46 28.21 ID CPV0bxre0 [1/2] 風神はおもしれぇな 俺が好きだった作者に雰囲気がそっくり もしかして○○? ってのは野暮だから言わないけど 1000改変コピペにもセンスがあるし、ユートピアの荒らしに関する云々も中々読ませる あと、テストのようです、だっけ? あれのキーボードのくだりも新鮮だった 作品書け、とは言わないけど、その辛辣な語り口で批評コテとしてやってほしい 俺はきらいじゃないよ、風神のこと 中の人のコメント ( ω゚) 「風神さんチーッス・・・」
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2587.html
風の流れる街 35KB 虐待-普通 制裁 観察 悲劇 自業自得 家族崩壊 駆除 野良ゆ 赤ゆ 子ゆ 都会 現代 独自設定 羽付きシリーズ 「風の流れる街」 羽付きあき ・人間視点とゆっくり視点が混ざっています ・観察物 ・独自設定を幾つか混ぜております 春も目前と言ったこの季節。最後の寒波も終わり、肌寒くもあるが暖かい風が時折吹くような風が頬を撫でていた。 ・・・ゆっくりにとって厳しい冬はもうすぐ終わりを迎え、暖かな春、ゆっくりとした夏。そして秋へと季節は緩やかに揺れ動いていく。 街にも四季はある。街ゆっくり達も当然それぞれの季節にそれぞれやるべき事があるのだ。 私はこれまで幾度も疑問に思っていたことがある。 それはこの季節になるとふと記憶の奥底から微かに頭をよぎるのだ。 この街では、いや、どこもそうらしいが街ゆっくりは山野に行くことがない。 よくあることだが、山野のゆっくり。特にドスが無計画にゆっくりを増やしに増やして山や森がそのゆっくりの分まで賄える恵みの限界が来たときに、その場所を捨てて別の所に移動したりする。 ・・・そんな群れはあっという間になくなる。人が手を加える間もなくゲスゆっくりが増長して、またはドスにかかる負担が大きすぎて・・・または他の山の群れのドスとの縄張り争いに敗れ、様々な理由で数を減らし、そして消えてゆく。 だが、街にドスはいない。いたとしても山野で見かける2~4mもあるような大型なものではなく。せいぜい80~120cm程度。 ドススパークやゆっくりオーラすらも使えない。ただの大きいだけの饅頭が極稀に現れては「まちのけんじゃ」を自称するぱちゅりーの甘言に乗せられ、どこかに乗り込み、あっという間に駆除される。 ましてや群れ等街のゆっくりは殆ど作らない。多少例外はあり、「地域ゆっくり」として纏まっている所もあるが、そこはちゃんとすっきりをコントロールしたりして決して貪るだけ貪るような事はしないのだ。 ドスを見た事がない街ゆっくりですらも餡子の奥底に記憶があるのか「ドスと森」についてどこはかとなく知っている節があるようだ。 街ゆっくりからすればドスが治める楽園の様なゆっくりプレイスは魅力的なはずだろう。 痛んだ何かを食べてカビで溶ける事もなく、夏場は照り返しと直射日光でカピカピの乾燥饅頭になる事もない。 車に踏みつぶされ、鬼意山に叩き潰され、身を切るような寒さにおびえ、汚れからくるカビに怯える。 それなのに決してこの街から出ようとはしない。・・・逆に考えれば街ゆっくりはここでしかその居場所がないのだ。 ・・・反対に山野から街に入ってくるゆっくりは極端に多い。 往々にして春に入ってくるそれらのゆっくりは「とかいは」「ゆっくりできる」と言う幻想を抱いてやってくるらしい。 ありす種の様に「とかいは」に対して強い関心を持っているゆっくりならば尚更魅力的に映るのだろう。 多少想像ではあるがこういった感じだろうか? 毎日毎日、見慣れた場所で見慣れた事をするだけの日々。 ドスがいかにゆっくりできると言っても、いざ上に居ればうるさいだけだ。 すっきりの時期すら決められ、食料はその半分をドスの洞窟に入れなければならない。 いざという時のための食料なんて言っているが、今の今までそんな事は起こった事もない。 そのくせ、冬籠りは各々で勝手にやれという。冬は一歩も出れないというのに洞窟の食料はどうやって配られると言うのか。 そんな山野にゆっくり達からすればとても自由で、驚きと「ゆっくり」にあふれた街というのはかなり「とかいは」なのだろう。 ドスや群れに嫌気がさした、またはもっと「とかいは」で「ゆっくりとした」場所に行きたい。 そしてこの街という舞台に舞い込んでくる。そう、まるで光に集まる虫達の様に。 あと少しでそんな山野のゆっくり達がやってくる。その前に少し変わったゆっくりを見た。 私があの時、羽付きと見たのは「とかいは」な幻想に導かれて街から出て行こうとした一体のありすの顛末である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 街ゆっくりに厳密な越冬はない。 冬でも食料を探しにこうと思えば行けるし、出歩いても雪に埋もれて溶ける・・・なんて事は殆どない。 なので春を前に控えた季節にもなると結構なゆっくりが少し早めに越冬を止めて活動を開始する。 羽付きや「地域ゆっくり」は越冬など全くせずに冬の間はずっと街を歩き続けている。羽付きも例外ではなく、その脇で他にも色々と仕事をこなしていたようだ。 街で越冬のために籠るメリットはハッキリ言って薄い。だがゆっくりは四季のサイクルの中にそれを定義づけている。受け継がれた遠い山での記憶なのだろうか 公園の中に入ったあたりであろうか?一体のありすが羽付きと私の前にボヨンと跳ねてやってきた。 羽付きが明らかに怪訝そうな顔をしている。私もでいぶやゲスの類かと勘繰っていた最中、そのありすは口を開き始めた。 「ゆ、ゆっくりしていってね!」 羽付きの顔がピクっと微かに動いた。何か遠い昔の嫌な思い出でも思い出すかのように。 「・・・ゆっくりしていってね」 「ま、まりさ。ゆっくりありすのおはなしをきいてちょうだい!」 ありすが声を上げる。ゲスやれいぱーの類ではないようだ。だが・・・ 「いやだぜ」 羽付きが一言呟くように言った。 それを傍目に見ながら私は思う。 羽付きがありす種に対して何らかの過去があるのはわかるが、話も聞かずに突っぱねるのは今まで見たこともなかった。 そう思っているとありすは羽付きにすり寄り、こう切り出し始める。 「す、すーりすーり!まりさはとってもとかいはね!ゆぎゃっ!」 すーりすーり、それはゆっくりにとってコミュニケーションの一種だ。だが、初対面のゆっくりにするにはあまりにもなれなれしすぎる。 普通のゆっくりなら良い顔はしないだろう。だが羽付きの態度は明らかに過剰であった。 「さわるな!!」 羽付きがすーりすーりをするありすを体当たりで弾き飛ばしたのだ。 ありすはコロンと一回転回って吹っ飛ぶ。カスタードクリームを少し漏らしたがそれでも羽付きに媚を売り続ける。 「と、とかいはなまりさにおねがいがしたいの!はねのついたまりさはとってもとかいはだってきいたから…ゆ!?」 「とかいはとかいはってさっきからうるさいんだぜ!いきなりすーりすーりをするようなありすにするはなしなんてないんだぜ!」 ・・・かなりイラついているようだ。確かに明らかにこんな下手に出られた上に馴れ馴れしくされれば怪しむ以前に怒るだろう。 だが、流石に見かねたので私が羽付きに声をかける。 「やりすぎじゃないかい?話だけでも聞いてあげたら・・・」 それを聞くや否や羽付きは声を荒げて私にこう反論した。 「こんなありす。はなしをきかなくてもなにがもくてきかわかるんだぜ!どうせしょくりょうめあてで"ありすとずっといっしょにゆっくりしようね"ってすりよるかにんげんさんにとりいってありすをかいゆっくりにしてねだとかそんなはなしだぜ!もううんざりなんだぜ!そういうことはっ!」 「違うかも知れないじゃないか。そんな目的ならとっくに別の所に行ってるだろ?羽付きはゆっくり同士の話も聞いてるって言ってたじゃないか」 それを聞くと羽付きは帽子を目深に下げて暫くじっとしていた。その動作で冷静さを取り戻そうとしているかのように私の目には映った。 やがて上を向くとありすにこう言った。 「・・・さっさとこびをうるまえにまりさにはなしをするんだぜ」 ありすの顔が明るくなる。そして話を始めた。 ありすの口から飛び出した言葉は、私の常識を覆すものであった。 「あ、ありすを・・・ありすをとかいはなどすのいるやまにつれていってほしいの・・・」 「どすの?」 「そ、そうよ・・・ありすはまえはぎんばっじのかいゆっくりだったわ・・・でも・・・」 ありすの寒天の両目から一筋の砂糖水の涙が零れ落ちる。 詰まりながらも説明を続けた背景にはこんな話があったと言う。 曰く、このありすは銀バッジのゆっくりとしてとても「とかいは」な毎日を過ごしていたらしい。 しかし、人間さん(飼い主の事だろう)のために毎日「とかいはなこーでぃねいと」をしてあげたのになぜか怒って捨てられてしまったそうだ。 街ゆっくりになった後、とあるまりさと番になり、4体の子ゆっくりが蔓から落ちたとありすは言った。。 子まりさ二体、子ありす二体と言った構成で、とてもゆっくりとしたとかいはな毎日を過ごしていたらしいが、それも冬の前までの話だったという。 ある日、まりさはあぶれゆっくりの居る餌場に行ってしまい、以降戻ってくる事はなかったという。唯でさえありすが狩りに行かない上に子ゆっくりが四体と言う負担が起こした悲劇であった様だ。 ・・・ありすの主観が強すぎるため掻い摘めばここぐらいまでしかわからない。 多少の創造での保管も入れるならば、恐らくこのありす、あまりよくない銀バッジだった様だ。 よくある話だが、ありす種と言うのは「こーでぃねいと」という概念がある。 ゆっくり視点でゆっくりできる場所に作り替えるというものだ。 ありす種の場合はそれが特に顕著で、よくわからないガラクタを飾りたてたりすると言われている。 「にんげんさんのためにとかいはなこーでぃねいと」と言って家中のものをひっくり返したりするありす種の話はよく耳にする。 金バッジともなればそれが迷惑な行為だとわかるが、それ以外ではその事がそもそも理解できない(理解できるならすでに銀バッジ試験の前に教えられている) なので、その筋で捨てゆっくりになってしまったんだろう。 最近のバッジシステムは結構いい加減なので銀バッジは特に上と下の差が激しいのだ。 慣れない狩りも手伝ってかどんどんジリ貧になっていったありす達は恐らく飼いゆっくりだった頃に聞いた「とかいはなどすのいるやま」とやらに活路を見出したというわけだ。 だが、私はありすのその言葉に驚いた。 そもそもこの街から外に街ゆっくりが出た事はない。 逆はあってもそれ以外はあり得ないのだ。 街ゆっくりは餡子の奥で秘かにわかっているのかもしれない。自分達が街でしか生きていけないという事を。 「どすのいるやま?にんげんさん、このちかくにどすがいるやままでいったいいくらぐらいあるんだぜ?」 羽付きが目だけを動かしてそう問いかけた。 私はざっとではあるが答える事にする。 「大体40kmぐらい。この街の端から端まで4つ分ぐらいだね。」 ・・・羽付きはその言葉聞いて暫く考えこんだ。無理だという事はどんなゆっくりでもわかる。 ・・・ゆっくりが長距離を移動する手段は大体が三つある。うーぱっく、すぃー、群れでの移動だ。 一番最後は論外だとして、うーぱっくはどうか?うーぱっくの速度は遅い。その上それ相応の食料が必要になる。うーぱっくに渡す分と自分の分を考えても現実的には無理だろう。 と、なると最後に残ったのはすぃーによる移動しかないが・・・ すぃーはスピードも速く、この街の端4つ分ならまっすぐ走っても10日程度で移動できるはずだ。 だが、問題はある。自分も人間さんもドスのいる山の正確な位置を把握してはいないし、態々行く義理もないのだ。「とかいはなどすのやま」なんて言っているが。 ドスまりさの群れがあった所で入れてくれる保証もない。どう考えても無理がありすぎる。 それにありす一体ならまだしも子ゆっくりが四体も・・・と来たものだ。 可能性は限りなく低いがありすだけならまだたどり着くかもしれない。ギリギリ考えても子ゆっくりは一体が許容範囲と言ったところだろう。 ならば言う事は一つだ。それに自分はありす種とあまり関わりたくはない。 「はっきりいってむりなんだぜ。ありすだけならまだしもおちびちゃんはどうするつもりかぜ?つれていけてもせいぜいいっこ・・・」 自分の言葉を遮るようにありすが口を開いた。 「じ、じゃあ、いちばんとかいはなおちびちゃんといっしょにいくわ!」 ・・・何を言っているんだ?このありすは 頭がありすの言葉を理解するのに数瞬かかった。 人間さんの顔をちらっと見る。表情はあまり見えなかったが驚いてはいるだろう。 バッジ付きのゆっくりが子ゆっくりを踏み台にするような事は殆どない。「ゆっくりする」事に重点を置いて考えるからだ。 「・・・ほんきでいってるのかぜ?あとのおちびちゃんはどうするつもりなのかぜ?」 「で、でもしょうがないわ!とかいはなどすのところにいくには・・・」 このありす。子ゆっくり一体を連れていけて成功率は100パーセントと思っている様だが・・・ 先にも言ったように100なんて夢のまた夢。せいぜい10回に一回と言ったところだろう。 それに街ですられみりゃやふらんが郊外からやってくるというのにこの街の外に出ればどうなるかの想像もつかないのだろうか? 雨だってあるし、捕食種の襲撃だってありうる。それほど過酷を極めるというのに・・・ それにドスまりさやその群れが受け入れてくれる保証がない。 「どすのところにいけたとしてもむれにいれてくれるほしょうはどこにもないんだぜ・・・はるになるまえとはいってもこのじきにほうりだされればおちびちゃんたちはどうなるのかわかってるのかぜ?」 「あとのおちびちゃんだってとってもとかいはなおちびちゃんよ!かならずとかいはなゆっくりになるわ!」 ・・・本気で言っているのか?本気で子ゆっくりが「とかいは」なゆっくりだから大丈夫なんて思っているのか? "まりさとありすのおちびちゃんだよ!きっととかいはでゆっくりとしたゆっくりになるよ!" "ゆ!なかないでね!おぼうさんがなくてもおちびちゃんはとってもゆっくりできるゆっくりだよ!" "ほんとうだよ!おちびちゃんはいつもゆっくりしているからかならずくるよ!だからなきやんでゆっくりしていってね!" 不意に自分の言葉がよぎった。それを聞いて確信する そうか、このありすは・・・ 「・・・わかったんだぜ。すぃーはこっちがよういしておくからいちばん"とかいは"なおちびちゃんとしょくりょうをもってくるんだぜ」 人間さんが怪訝そうな顔で見つめている。当り前だろう。ギブアンドテイクも見込めないありす相手にここまでする必然性がないからだ。 だが、自分には理由ができた。 このありすは、昔の自分にそっくりなんだから。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー その日の明け方・・・ 「ゆゆ?おきゃあしゃん?どうしちゃにょ?ありしゅはまだしゅーやしゅーやしたりにゃいわよ?」 「・・・おちびちゃんゆっくりきいてね・・・これからありすとおちびちゃんはどすのいるとかいはなばしょにいくの」 「ゆ!どしゅ?どしゅはちょっちぇもゆっきゅりできちぇちょかいはだわ!」 「すぃーさんをよういしてあるの、おちびちゃん、いまからおかあさんのくちのなかにはいるのよ」 「ゆゆ?ほきゃのいもうちょちゃちは?」 「・・・あとでついてくるわ。まずさきにどすのいるゆっくりぷれいすでおうちをこーでぃねいとしてからじゃないととかいはじゃないでしょ?」 「ゆ!しょうぢゃわ!いもうちょちゃちがちょかいはにゃゆっきゅりににゃるちゃめにもこーでぃねいとがいきちょどいたおうちはひつようなんぢゃわ!」 「ゆっくりわかったらありすのおくちのなかにはいるのよ」 「ゆっきゅりわかっちゃよ!」 ・・・・・・・・・ ・・・・・・ ・・・ ・・・あれから三日が経った。 「ゆゆーん!ちょかいはにゃありしゅちゃちのおぢょりをみちぇにぇ!ちょかいは~ちょかいは~♪」 「ゆ~ゆ~♪」 「あまあまをおいちぇいきゅんだじぇ!ちゃくしゃんぢぇいいんだじぇ!」 寒い風が吹きすさぶ道路の端で、帽子を一個だけ置いて子ゆっくり三体が踊りやお歌を歌っている。 見ればわかる。あのありすの子ゆっくり達だ。 風貌は以前より小汚くなっている。小麦粉の皮のハリやつやもない。その状態から見るに、この三日碌な食糧も口にしていないのだろう。 子ありすがクネクネと小麦粉の皮をくねらせながら踊っている。その脇で子まりさ二体が体をくーねくーねさせながら音程も何もない歌を歌っているのだ。 声だけは元気だがそれも空威張りと言った所か? ・・・あれからありすの行方は知らない。 すぃーにありったけの食料を詰め込んでそのまま朝日とともにこの街へと出て行ってしまった。 ドスまりさの群れに迎え入れられ「とかいは」でゆっくりとした毎日を送ると思っているんだろう。 好きなだけ食らい、好きなだけ跳ね、好きなだけゆっくりする。 そこには捕食種も車も何もいない。ドスが守るゆっくりプレイス。 ・・・自らの子ゆっくりを容赦なく切り捨てたありすにたどり着けるはずがない。それにその資格もないだろう。 この街を出ようとしたゆっくりがどうなるか。前例がなかったわけではない。 嫌と言うほど自分は知っている。「とかいは」という言葉を便利な何かの様に使うようなありすはどうなるのかも、街を出て行こうとしたゆっくりの末路も。 「羽付き、あのありすはドスの所に行けるのかな?」 人間さんがふと自分に聞いた。 「むりにきまってるんだぜ。もしついたとしてもどすのむれにいれてもらえるわけがないぜ。それにあのしょくりょうだけじゃもたないんだぜ」 そう、絶対に「辿り着けない」 この街に流れてくるゆっくりは、「ゆっくりする」という言葉をどこまでも追求した結果身を崩してここに入ってくる。 自分は「みんながゆっくりすればゆっくりできる」と言う蜃気楼の様な言葉で、そしてこれから山から下りてくるゆっくりは「すきなだけゆっくりできないむれ」から「ゆっくりしてとかいは」な新天地を夢見て この街にやってくるのだ。 試しに出て行こうとすれば良い。と自分はいつも言う。この街ですら「ゆっくりできない」と言っているのだから山野に下った所でそんなゆっくりはずっとゆっくりできないだろう。 ましてやドスの群れでとかいはな毎日を過ごす・・・と言っているがしなければならない事は山もここも変わらない。食料を自分で集め、越冬に備えて「おうち」を補強する。すべてドスがやる訳ではないのだ。 人間さんがこっちを見て口を開く。 「それを知ってて?」 その一言の中にはいろいろな意味が含まれているんだろう。色々と言いたいが、なぜか一言しか言葉が出なかった。 「・・・そうだぜ」 そう、「とかいは」なんて甘言を囁いて子ゆっくりを放り出すようなゆっくりに少し嫌気がさしたのだろう。 こんな宙ぶらりんな事をするのに、理由はそれしか思い浮かばなかった。 「・・・わかった」 それを聞いたきり人間さんは黙りこくってしまった。 子ありす達の歌声は春目前の空にか細く鳴り響いている・・・ 「ちょ~かいはな~あ~りしゅ~を~ゆ~っくり~♪」 「だじぇ~だじぇ~♪」 「あまあまをおいちぇいくんだじぇ!」 ふと見ると、子ありす達が一人の男の前に進路をふさぐように並び歌を歌い出した。 業を煮やしたのだろうか? ソフトボールほどのサイズの子ゆっくり達。それもバッジも何もないし、飾りだってボロボロ、それに見てくれだって良くないゆっくり。 誰から見てもそこらの街ゆっくりにしか見えないだろう。 男は舌打ちをしながらバツが悪そうに口をゆがめると子ありす達に対してこういった。 「どけ」 ・・・随分と優しい人の様だ。 自分は少なくともそう思う。 誰がどう見たって山から街に入ってきて、離散した子ゆっくりの片割れか何かだと思うだろうに。 「ありしゅのときゃいはにゃおうちゃをきいちゃらあまあまをおいちぇいきゅのよ!」 「「おいていくんだじぇ!」」 流石に膨れはしないが中々不遜な物言いだ。 ・・・無理もない。「いちばんとかいはなおちびちゃん」はもういないのだから、そしてそれを止める親ゆっくりすらも。 それにあのありすが言っていた話のかぎりではこの子ゆっくり達が教わったのは街で生きる術ではなく、ただ単にありすの自己満足の「とかいは」な振る舞いだけだろう。 男の口の端がつりあがった。笑っているそれではない。不快な何かを耳にしたり、目にしたりした時の表情といった感じだろうか。 男は片足をつま先立ちの様に上げて一気に振った。 子ありすを中心に左右に子まりさがいるという感じの配置であったが、その内の右側の子まりさが小麦粉の皮が捲れるんじゃないかという勢いでつま先にのめり込んで吹っ飛んだ。 「ゆびょっ」 「「ゆ?」」 子ありすと残った左側の子まりさが対応できぬまま遅れて言葉を出した。 右側の子まりさは電柱にぶつかりそのままポトリと落ちるとブルブルと震えたまま突っ伏していた。 か細く「ゆ”・・・ゆ”・・・」と言う声が聞こえるのが自分の耳に聞こえる。 小麦粉の皮がのめり込んだ形のままでどういった状態なのかはここからでははっきり見えないが、辺りに飛び散った少量の餡子と砂糖細工の歯を見る限り強い衝撃を受けたようだ。 子ありすと子まりさが大きく口をあけて砂糖水の涙と涎をまき散らしながら、凍りついた状況から再び動き出した時間の中で叫び始める。 「ありぢゅのいもうぢょがあああああああああ!!」 「ゆんやああああああ!!」 残った子まりさと子ありすが近づき、舌を伸ばしてぺーろぺーろを始める。 「ゆっきゅりなおるのよ!ぺーろぺーろ」 「ぺーろぺーろ!」 「ゆ”ぅ"ぅ"・・・ぃだぃ・・・ぃぃ・・・ばりぢゃの・・・ばっ!?」 「「ゆうう!?」」 必死にペーロペーロを続ける子ありすと子まりさ。 だがそれを遮るかの様に男のつま先が深々と子まりさの口の中に突き刺さった。 「ぁ…ぎ・・・ぁ"ぐぅぅ・・・」 小麦粉の皮がブチブチと真横に二つに裂けていく。子まりさは寒天の両目からボロボロと砂糖水を流している。 男がつま先をひねった、見た限りで左右に2~3往復ほど。 「ぁ・・・ぁ”ぁ”ぁ”ぉ”ぉ”ぉ”お”お”お”お”お”お”お”ごぐがぁ"ぁ"ぉ”ぉ”ぉ”!!!」 ミチミチと言う音が聞こえると同時に子まりさがグネグネと動き始めた。 底部だけがぷりんぷりんとメトロノームの様に動くが一向にどうにかなる気配ではない。 「きょにょいなぎゃもにょおおおおおお!ゆっぎゅりばなじぇえええええええ!!」 「ゆ!ゆ!ばりじゃはぢゅよいんだじぇええええ!だがらばなずんだじぇええええ!」 残った子ありすと子まりさは必死に男の足に体当たりを繰り返すが全く動じる気配はなく、ただ足がぐりぐりと回るばかりだ。 「お”・・・!お”・・・!ぉ”・・・!」 激しく底部をぷりんぷりんと動かしていた子まりさであったが、餡子が漏れるたびに動きが鈍くなっていき、やがては完全に裂け饅頭となって地面に転がった。 「ありぢゅのいぼうぢょぎゃあああああああああああああ!!ぎょんにゃにょどぎゃいばじゃにゃいいいいいいいいいいいい!!」 「ゆっぐりでぎないんだじぇえええええええええええ!!」 泣き叫ぶ子ありすと子まりさ。自業自得と言えるのだろうか? 見ているのは自分と人間さんだけ、後の人はまるでそこだけ何もないかのように通り過ぎて行っている。 男は子まりさの帽子をひょいととる。だが、それに気付いた子まりさは・・・ 「ばりぢゃのおぼうじじゃんんんんんんん!ゆぐっ!ゆぐぐぐ・・・!!」 なんと帽子のつばに砂糖細工の歯を立てて食らいついたのだ。 必死に帽子を離すまいとする子まりさではあったが、そのまま男が腕を上げると、帽子に食らいついたまま持ち上がって行く。 「ごのいにゃぎゃもにょおおおお!ゆっぎゅりありぢゅのいぼうぢょをおろぢぇえええええ!」 子ありすが垂直に跳ねるがせいぜい男の膝程度までしか飛びあがれない。そのままピョンピョンと跳ねるばかりだ。 男が腕を振り上げた、そのまま帽子をかすらせるように下の子まりさだけを狙い澄まして手刀ではじく。 「ゆぐっ!?ゆぎっ!ゆぎぎぎぃ・・・!」 子まりさの小麦粉の皮がグニャリと歪み、ゴボっと餡子が食いしばった砂糖細工の合間から漏れ出た。 それでも帽子は離さない。 男はそれを続けた、一回、二回・・・と 「ゆぐっ!ゆぐっぶ!」 底部をくねらせ水飴の汗が玉の様に滴り、砂糖水の涎が餡子と一緒に落ちていく、それでも帽子は離さなかった。 男が子まりさを残った片方の手で握り始める。 「ゆぐぶぶぶっ!ゆぎぐぐぐ・・・!」 子まりさの体は丁度「▽」の様な形に変化を始めた、餡子が行き場をなくしてどんどん子まりさの寒天の両目と口が膨らんでいく。 男が力強く握りしめた。 「ゆぐびょっ!」 「あ”あ”あ”あ”あ”!?あでぃずのいぼうぢょがああああああああ!?」 子まりさの寒天の両目が飛び出し、口から餡子がドバッと漏れた。 小麦粉の皮になった子まりさと帽子がヒラヒラと地に落ちる。 男は手をふるって餡子を払い落しながら子ありすの方に近づいて行った。 「ゆ!?あ、ありしゅはちょっちぇもちょかいはにゃにょよ!いまにゃらゆるしちぇあげりゅから・・・ゆうううう!?」 子ありすの体がふわっと持ち上がる。 指でしっかりとロックするように掴まれた子ありすは小麦粉の体をグネグネと動かすが一向に効果はない。 「ばなじじぇええええええ!ぎょんなにょちょがいばじゃにゃいいいいい!!」 寒天の両目からダバダバと砂糖水を流し、しーしーもうんうんも砂糖水の涎も一切合財漏れて滴り落ちてゆく。 男が大きく腕を上げるとそのまま子ありすは地面に向けて急転直下でたたきつけられた。 「どがいばあああああびゅっ!」 前面部分・・・つまり顔から突っ込んだ形になったためか、カスタードクリームが漏れた様子はあまりない。 突っ伏したままピクピクと動いていたが、やがて底部を左右に振ってズルズルと離れ始めた。 「ゆ”・・・ぎぃ・・・ぢょがい・・・ば・・・」 自分はあのありすの表情を見る事が出来た。人間さんも同じようにみているだろう。 落ちた所にカスタードクリームに混じって丸い寒天が二つ落ちていた。 子ありすが口を開くたびにポロポロとカスタードクリームに混じって砂糖細工の歯が落ちて言っている。 どこへ行こうと言うのか、ぽっかりと空いた三つの穴からカスタードクリームが落ちていき、跡を残してズルズルとどこかへと這っていく。 「ありぢゅは・・・ぢょがいばぢゃがら・・・いぼうぢょのぶんまぢぇ・・ゆっ・・・ぎゅ・・・り・いぼう・・・びょ」 ・・・あっけないほどに子ありすは自分の目の前でグシャグシャに潰れた。 男の足が振り下ろされたのだ。足が上がるとカスタードクリームと小麦粉の皮がグシャグシャになった何かがあるだけである。 男は縁石につま先を擦りつけるとそのまま何事もなかったかのように再びどこかへと歩いて行ってしまった。 ・・・簡単に、本当に簡単にありすに捨てられた子ゆっくり達は潰れた。 恐らく最後までありすに捨てられたと気付かないままで。 自分と人間さんはその場所で長い間立ち尽くし続けていた・・・ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー あれから二日が経った。 羽付きに連れられ私は街の入り口に近い繁華街に足を延ばしている。 羽付きの表情は硬い。 何かあの子ありす達に考えさせられるものがあったのだろうか? 「かならずあのありすたちはもどってくるんだぜ」 そう羽付きは私に言った。 それがどういった裏打ちがあるのかはまったくもってわからない。だがこれだけは言えるだろう。 少なくともあのありすがドスのいる山までたどり着ける可能性は0だったという事だ。 ・・・調べてみてわかった事だがここの近くの山にドスまりさがいたのは3年前の話。 つまり現在山にはそもそもドスまりさは存在しないのだ。 だからこそ山から街にゆっくりが入ってくるのだろう。 制限をかけていたドスまりさがいなくなったため山では爆発的にゆっくりが増えた。 いかに恵みが豊かな山と言えどもそれを上回るスピードで増えるゆっくり達に会わせられるはずもない。 当然ゆっくり達の一部(「とかいは」にあこがれている若いゆっくり等)が無鉄砲に山を下りてゆくのだ。 山に残ったゆっくりからすれば止める必要もないだろう。言った所で聞かないのだがら。 山から出ていくゆっくりの方が多いという状況の中、もしあのありすが山にたどり着けていたとしても群れに入れないだろう。 ただでさえ数が多すぎるのだから、増えてしまえばその分食料の取り分が減ってしまう。 ・・・つまりはたどり着こうが着くまいがあのありすは「とかいはなどすのやま」に行く事は永遠に不可能と言う事だ。 そもそもドスもいないし、群れにも入れてもらえない。よしんば山で暮らしたとしても街のそれとはまったく違う「狩り」に対応できるはずがない。 羽付きはそれを見越した上であのありすを行かせたのだ。 ここで疑問がつく。羽付きはありすからあまあますらもらわなかったと言った。 自前ですぃーまで用意し、ありすからのあまあまは「食料に回せ」と言って受け取らなかったと言ったのだ。 なぜ損になるような事をあの羽付きがしたのだろうか?私は疑問が残ったが羽付きには最後まで聞けずじまいであった。 羽付きがふと立ち止まる。 繁華街の雑踏に紛れて聞き覚えのある声が微かに聞こえてきた。 「・・・ばず・・・っぐり・・・ざ・・・」 「どっ・・・も・・・どがい・・・な・・・おぢびぢゃ・・・でず」 近づくにつれて声はより鮮明に大きくなっていく。 そこで私と羽付きが目にしたものは・・・ 「おでがいじばずっ!あでぃずをがいゆっぐりにじでぐだざいっ!あでぃずはぎんばっじのゆっぐりでじだ!でぼいながぼのなにんげんにずでられだんでずっ!」 「ありぢゅどおぎゃあじゃんはぢょっぢょもぢょがいばなんでず!ありぢゅはぢょいれじゃっでぢゃんどでりゅじおうだぢゃっでおぢゃえりゅんでぢゅっ!」 あのありすと子ありすであった。五日前より風貌はボロボロであったが・・・ 飾りはなくなっており、ありすは所々砂糖細工の髪が抜け落ちていた。子ありすの方に至ってはカッパの様に中心部が丸く禿げあがっている。 小麦粉の皮は生傷だらけで、ありすの背部には縦に大きな傷ができていた。れみりゃにでも襲われたのだろうか。 道行く人々に声を張り上げてはのーびのーびをして涙とも涎とも判別できない砂糖水を流している。 なぜ戻ってきたのか、その理由は知る由もない。 「おにーざんっ!あでぃずをがぶぁぁ!」 「あ”あ”あ”あ”あ”!!おぎゃあじゃああああああああん!?」 すーりすーりをしようと近寄った若い男にありすは蹴りあげられた。 「ゆぐぎっがぁ・・・おでがいでずっあでぃずを・・・あでぃずをぉぉ・・・!」 「・・・汚ねぇな、離れろよ」 なんとありすはズボンの裾に食らいついて埃と泥にまみれた体ですーりすーりを続けているのだ。 そこまで必死なゆっくりを私は今まで見た事がない。 「離れろつってんだろ!」 「ゆっぎぃっ!ゆぐぅぅ!ゆ”!ゆ”!ゆ”!あでぃずをぐぅっ!?どがいばなあでぃずばぁっ!」 何度踏まれようともありすは一向に話す気配がない。砂糖細工の歯がカスタードクリームに混じって落ちて行っても食らいついている。 「チッ!」 「ゆぎっ!」 ズボンの裾の一部を食いちぎってありすが離れた。男は勢い余って、そのまま思いっきりありすを蹴りあげる。 「あっ!ズボンがっ!」 「ゆっぎばぁっ!」 「おぎゃあじゃああああん・・・ゆ”ぶ!?」 ありすの小麦粉の体が大きく宙を舞った。 そのまま子ありすの上へと落ちていってしまう。 グシャッと音が微かに響いたように聞こえた。 「おでがいでずううう!あでぃずどおぢびぢゃんをっ!・・・お・・・ぢび・・・ぢゃん?」 ガバッと起き上がり再び詰め寄ろうとしたありすであるが、急に後ろを振り向くとそのまま凍りつくかのように固まり出した。 ありすが見た物の先には・・・ 「ゆ”・・・!ゆ”・・・!」 そこには子ありすが、口からカスタードクリームをぶちまけてドラ焼きの用に平たく潰れたままアメーバの様にグネグネと体を動かしていた。 砂糖細工の歯は飛び出して吐き出されており、その重量の凄まじさを物語る。 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!?おぢびぢゃんんんんんんんんんん!?」 ありすが体をのーびのーびさせて凄まじい速さで子ありすに近づいた。 「ゆっぐりなおるのよおおおお!ぺーろぺーろ!ぺーろぺーろおおおおおおおお!!」 「ゆ”・・・!いぢゃ・・・いぃ・・・おぎゃ・・・じゃ・・・ど・・・ぼじ・・・ぢぇ・・・」 「ぢがうのおおおおおお!おぢびぢゃん!ごれはぢがうのおおおおおおおおおお!!」 必死に舌を動かしながら叫ぶありす。 だが破裂したゴムボールの様に敗れた場所からカスタードクリームが噴出しているのだ。助かる見込みはない。 「おぢびぢゃんんんんんんんんんんんんんんん!!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばっ!どがいばぁっ!どがいばぁぁっ!どがいばあああ!どがいばあああああ!どがいばあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」 「ぢょ・・・がい・・・ば・・・ぢょ・・・が・・・・・・い・・・ぢょ・・・が・・・ぢょ・・・ぢ・・・」 必死に「とかいは」と口にするありす、一番大事な言葉なのだろうか、少なくとも私にはなぜそんな言葉を叫び続けるのか理解できなかった。 当初はモゾモゾと口だった小麦粉の皮の部分が動いて反応していた子ありすだったが、やがて動かくなってしまった。完全にありすの手によってつぶれ饅頭となってしまったのだ。 「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!!どがいばあ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!!!!!!!」 凄まじい声を放って叫ぶありす。ここから聞いても耳をふさぎたくなる声だ。 羽付きはただその光景を食い入る様に見つめている。 ありすは口を大きく開けて叫びきると既にゆっくりにとってはかなり遠くに行ってしまった中年の男を寒天の両目を見開いてみるとこう叫んで凄まじい勢いで上下に体をのーびのーびさせて近づいていく。 「ごのいながぼのおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!よぐもあでぃずのおぢびぢゃんをおおおおおおおおおおおおおお!!じねえええええええええええええ!!ごろじでやるううううううううううううううううううううううううう!!!ごろじでっ!!!ごろじでっ!ごろじでやるううううううううううううううううううううううううううう!!!!!!」 先ほどのありすとは思えないほどの口調だ。抑えつけられた今までの怒りが爆発したのだろう。まるで鎖が千切れたかの様に。 「こーでぃねいと」は理解されず、ドスのいる山にも行けず、地を這いつくばるような日々を送った。客観的になぜそうなったのかを考えずに限界を超えたとき、それは無責任な憤怒となって現れる。 正直な話、逆上も良い所だがその気合いに気おされてしまう だが、男はただ淡々とありすを見つめていた。 跳ねずにのーびのーびによる地面を這うようにして進む進み方でこんな速さをたたき出すありすを見て動じないのが不思議で仕方がない。 「じねえええええええええええええええ!!っぶぁああああああああ!!」 ありすが男の足に体当たりをくらわせようとした時であった。男はそれを見透かしたかのようにつま先でありすを蹴りあげたのだ。 「っゆぎいいいいいい!!ゆぐぐっ!?」 そのまま吹っ飛んだありすに近付きありすを動けないように踏みつけた。 「ぢぐじょうっ!ぢぐじょうっ!ぢぐじょうっ!ぢぐじょうっ!ぢぐじょううううううううう!!ばなぜごのいながぼのおおおおおおおおお!!」 砂糖細工の歯を食いしばり、口の端から砂糖水が微かに垂れている。それほど逆上しているのだろうか? 男はそれをまるでどうと言う事もないかのように見下ろしているだけだ。 「おい、調子に乗るなよ。そもそも勝手に突っかかってきたのはお前だろうがよ」 「だばれだばれだばれだばれだばれええええええええええええええ!!ごろじでやるうううううううう!!おばえびだいないながぼのはごろずううううううううううううううう!ごろじでやるうううううううううううううう!!!!だがらばなぜええええええええええ!!」 その言葉を聞いた途端に静かに男が足をグリッと押し付けた。 「ああ?今なんつった?なんつった?おい?ああ!?なんつったんだ!ああああ!?」 男がこめかみに青筋を浮かべてありすを踏みつけ始める。 一発で凄まじく潰れたありすは口からカスタードクリームを吐き出した。 「ゆっばぁ!ぢぐじょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!ごのぐぞいながぼのがああああああああ!!ぢぐじょおおおおおおおおおおおおお!!」 まだ男に罵声を浴びせかけられるようだ。 今度はありすの顔面に足が降りる。 「ゆっぎぃぃ!」 また一発、また一発と重くそして強い衝撃がありすの小麦粉の体を襲う。 そのたびにありすはトランポリンの様に跳ねて元の形に戻るのだ。 「ゆぎゃあああああ!!ゆぎいいいいい!ゆぎょおおおおお!あ”あ”あ”あ”!!あでぃずはどがいぶごっ!!どがいばっぼ!?どがいっ!どがいばっび!どが!どごぅっ!ゆぐっ!あ”ぎょ”お”お”お”お”お”お”お”!!」 ・・・砂糖細工の歯が宙を舞った、カスタードクリームが地面に散らばる。擦れるようにして小麦粉の皮が砂糖細工の髪ごと根こそぎ持っていかれる。 「・・・ゆ”・・・いなが・・・ぼ・・・」 「ああ?なんつったんだ?」 「いな・・・ぎょお”お”お”お”お”お”お”お”お”!!!???」 男の足がありすの口の中にすっぽりと入った。 踝まで入ったので中でどのようになっているかは定かではない。 真上に向いたまま男が足を激しくグリグリ動かしている つまり中のカスタードクリームが中枢餡ごとグシャグシャにかき回されているという事だ。 「ぎょおおおおおおおおおおおおおおお!!あぎょおおおおおおおおお!!ぎぐぎゃぎぎいいいいいいいがああああああああっぎぎょおおおおおおおおおお!!あああぉぉぉおおああぁぁぁああおぉぉおおおおあああぉぉああああっぉぉおおおおおああおあおあおああああああああああっ!!っぎぃびいいいいいいいいいいいいいいい!!」 寒天の両目がタコメーターの様にグルングルンと回る。うんうんがもりもりとあにゃるから出ている。 それでも男は動きを止めない 「かっ・・・!かはっ・・・!ゆ”・・・ぎぃ・・」 やがて動きも鈍くなってありすは動かなくなってしまった。 止めとばかりにありすを蹴りあげる男。 ありすはゴロゴロと転がるとそのままあにゃるを上向きにして動かなくなった。 ・・・時間にして約三分ほどだろうか、そこには小麦粉の皮が不規則に凸凹になったゆっくりらしきものがそこにあるだけだ。 あにゃるを向けて突っ伏しているためその表情はどのようなものか知る術はない。 男はポケットに手を突っ込むとそのまま歩いてどこかへ行ってしまった。 ・・・これが「街を出て行こうとしたゆっくり」の末路だ。 道中で何があったのかは知らないが、そもそも方角すらおぼつかない街ゆっくりが単体で40km近くも進めるはずがない。 ドスまりさが率いる群れですら移動してせいぜい10~20kmと言うのに・・・ ・・・山野のゆっくりがこの街に入ってくるのはなぜか? それは山野のゆっくりが増え過ぎているからにすぎない。1000体単位で山から下りてこの街に流れ着くのだ。 その頃には100体近くまで減っているがそれでも多い。 だが、それが数カ月も粛々と続くのである。 それほどの過酷な道のりを経てくるゆっくりに類するものはあのありす達にはあったのだろうか? その答えはありす達が街に戻ってきたという事実以外に他ならない。 結局引き返して戻らざる負えなかったのだ。 私は、ふと羽付きの顔を見る。その表情はどこか物哀しそうであった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ・・・温い風が「おうち」の角に当たってズーッと言う音が響いている。 その音の奥に何やら微かにゆっくりが跳ねる様な音が聞こえてきた。 「ゆ!ゆ!はねまりさ!ゆっくりおきてね!」 「おうち」の前で何やら騒がしい声がする。 もそもそと出て行ってみるとそこには胴バッジを付けたまりさの姿がそこに会った。 「どうしたんだぜ?」 「ゆゆ!このあいだいってたこゆっくりのうけいれだけどなんとかあきができたよ!」 銅バッジまりさが水飴の汗を流しながら息を整えてそう言った。 ・・・だが遅い、もう遅いのだ。あの子ありすや子まりさ・・・三体の子ゆっくり達はつぶれ饅頭と化してしまったのだから。 「・・・そのはなしだけどもういいんだぜ」 自分がそういうと銅バッジまりさは首をかしげた。 「ゆうう?どうしたの?なんとかいれてほしいってあれだけいってたのに・・・はねまりさがあんなにいっしょうけんめいたのむからなんとかしようとしたんだよ・・・?」 「もうおそかったんだぜ・・・」 「ゆゆ・・・まさかはねまりさがむれにいれてほしいっていってたこゆっくりたちは・・・」 「とにかくうごいてくれてゆっくりありがとうだぜ。むりいったのにもうしわけないんだぜ」 「ゆ・・・それはだいじょうぶだよ!はねまりさにはいつもおせわになってるからできるだけゆっくりしてほしいってむれのみんながいってるよ!」 ・・・結局地域ゆっくりとの付き合いも自己保身の内だ。自分がどう思っていようと周りからはそうとしか思われないだろう。ならばいっそ割り切った方が良い。 銅バッジまりさは何度もこちらを振り向きながらゆっくりと跳ねて帰って行った。 銅バッジまりさが去った後、河原に暫くボーっと立っていた。 風はまだヒュウヒュウと頬をなでている。その温い風になぜか自分は不愉快な気分になってしまうのを不思議に感じていた。 ・・・群れに入れば何とか地域ゆっくりとして生活できると思って頼んではみたが結局結果は断られた。 「こーでぃねいと」の意味を履き違えているありすの子ありす、それの周りにいた子まりさは必ず軋轢が生じるようになると群れのありす達の反対があったからだ。 皮肉なものだ。ありす種のチャンスをありす種が潰したのだ。 それに今の時期は子ゆっくりを育てて地域ゆっくりとしての教育を施す時期。 途中から入られれば足並みが乱れるし、子ゆっくりの数に対してぱちゅりーの数がギリギリなのも理由の一員であった。 銅バッジまりさがなんとか頼みこんで説得してくれたのはありがたいが、かなり無理をさせてしまったようだ。 せめてあの子ありす達だけでも助けようと思ったが、何もできなかった。いや、何もしようとしなかったのだ。人間を恐れたのか、「とかいは」と言う幻想におぼれた子ありす達を見限ったのか、理由なら後で幾らでもつけられる。 あの子ありす達は助からなかった。ただそれだけの話だ。 所詮、街ゆっくりの殆どから「にんげんとつるむげす」と言われている自分がすればただの偽善なのだろうか? ・・・答えは誰も教えてくれない。 暖かい風が吹いている。あの子ありす達の存在も風に流されて行く様に忘れ去られて行くだろう。 せめて自分が最後まで忘れないでいる事が今できるせい一杯の事なのかもしれない。 過去に書いたもの ふたば系ゆっくりいじめ 504 かりすま☆ふぁいたー ふたば系ゆっくりいじめ 516 サバイバル・ウィンター ふたば系ゆっくりいじめ 527 シティ・リベンジャーズ ふたば系ゆっくりいじめ 582 ビルディング・フォレスト ふたば系ゆっくりいじめ 587 バトル・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 592 コールド・ソング ふたば系ゆっくりいじめ 604 ロンリー・ラック ふたば系ゆっくりいじめ 625 ループ・プレイス ふたば系ゆっくりいじめ 632 フェザー・メモリー(前編) ふたば系ゆっくりいじめ 643 フェザー・メモリー(後編) ふたば系ゆっくりいじめ 690 ウィンター・ブルース ふたば系ゆっくりいじめ 706 シティ・エレジー ふたば系ゆっくりいじめ 1051 街を跳ねるもの達 ふたば系ゆっくりいじめ 1052 UNDER ふたば系ゆっくりいじめ 1069 CLOUDY ふたば系ゆっくりいじめ 1070 静寂な高音 ふたば系ゆっくりいじめ 1079 花と雨と貝殻と 羽付きあきの作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 銅バッジまりさ、普通に善良じゃね?銅バッジはゲス化する傾向が多いのに -- 2011-07-20 01 37 23 羽根つきの優しさは、ゆっくり達に伝わるのだろうか… 賢さ故に孤立してるよなぁ -- 2011-01-13 12 03 17 ↓反省や後悔するまで殺されなかった運のいいゆっくりでもあるな -- 2010-09-25 01 29 21 失敗は人間にもゆっくりにもある。がその失敗を反省し自分を振り返ってみて 貴重な経験として後のゆん生に生かす奴は決して愚かでも馬鹿でもない 羽根付きはその反省ができる希有なゆっくり その他の野良はおおむね失敗をすぐ忘れて経験にすることができない馬鹿なゆっくり -- 2010-08-29 09 45 56 馬鹿というか、、後悔したから成長したからな羽根付き。 飼い主をゆっくりさせなかった時点で殺さなかっただけ偉いと思う。 -- 2010-08-20 21 55 16 羽根つきを捨てた人間は馬鹿だ、そう思うだろう? -- 2010-08-05 01 20 44 羽根つきもうゆっくりじゃないだろ。 -- 2010-07-24 16 16 15 ズボン食いちぎられた人間さんは優しいよね ゴミが身勝手な逆上をしなかったらたぶんそれ以上危害を加えなかっただろうね -- 2010-07-23 20 49 15 A あわれなありすね。せっかくとかいはなこーでぃねーとをしてあげたのにすてられるなんて… M やっぱりにんげんさんはゆっくりできないんだぜ。ありすにあやまるんだぜ! -- 2010-07-16 01 31 03 羽付きがゆっくりらしからぬ良いゆっくりだと言う事は解った そしてゴミ一家マジで救えNEEEE -- 2010-07-12 02 46 38 ゴミが数個掃除された 珍しくもないいつもの光景です これが日常 -- 2010-07-12 00 59 25 面白かった。 -- 2010-06-21 01 59 16
https://w.atwiki.jp/minsutoumatome/pages/52.html
全選手入場 みんす川柳 民主党武将列伝 呼び名 みんすとうのなく頃に1 前桜代表の日記 麻雀 永田太閤記 詭弁のガイドライン や ら な い か 永田ウォーズ 楽しい国語 某スパイの末路 みんすとうのなく頃に2 永田の仕様 永田議員に対して、日本国内からの反応 コレが民主党が戦う闇の組織だ! 一郎オザワの憂鬱 ヨハネスブルグのガイドライン 艦隊コピペ 衰死の表 充電 逃げ足 全選手入場 朝鮮総連がそこにいた!! 更なる研鑚を積み女性国際戦犯法廷が甦った!!! 親北!! 石毛えい子だァ――――!!! 親中親北路線はすでに我々が完成している!! 旧社会党 横路孝弘だァ――――!!! 受刑者の死因をつきとめてやる!! 水圧を10倍に捏造 山花郁夫&永田寿康だァッ!!! 真夏のファッションなら我々の歴史がものを言う!! クールビズの前身 省エネルック 羽田孜!!! 真の左翼政治を知らしめたい!! 旧社会党書記長 赤松広隆だァ!!! 北海道は4代制覇だが国会なら全野党がオレのものだ!! 二代目代表 鳩山由紀夫だ!!! メディア対策は完璧だ!! 若手議員 原口一博!!!! 革マル派の逮捕は不当な弾圧にあたる!! 民主党員4人の署名つきで抗議が来たッ 佐々木秀典、楢崎欣弥、今野東、生方幸夫!!! 写真うつりなら絶対に敗けん!! 保育士のスマイル見せたる 女性議員 青木愛だ!!! 産休明け(長男無事誕生)ならこいつが怖い!! 徳島産の健康優良児 高井美穂だ!!! 韓国デモ隊から汚いババアが上陸だ!! 保守中道? 岡崎トミ子!!! 政権党であれこれしたいから民主公認(裏切者)になったのだ!! 社民党副党首の実力を見せてやる!! 横光克彦!!! 献金の見返りに合法化とはよく言ったもの!! パチンコ屋の汚れたカネが今 選挙でバクハツする!! 日朝友好促進議員連盟 石井一先生だ―――!!! NHKキャスターこそが政界最強の代名詞だ!! まさかこの女がきてくれるとはッッ 小宮山洋子!!! 政権が欲しいからここまできたッ 資金源一切不明!!!! 経世会の豪腕(強面)ファイター 小沢一郎だ!!! 私の名前は小宮山洋子ではない同じ小宮山でも泰子なのだ!! 御存知重四郎の長女 小宮山泰子!!! 経済の本流は今や竹中にある!! オレにまかせる奴はいないのか!! 海江田万里だ!!! カイワレェェェェエッ説明不要!! 四国巡礼!!! 八十八か所!!! 管”いま必要なのは政権交代ではないか”直人だ!!! テロは実戦で使えてナンボのモン!!! 目標内閣府!! 社会党残党から仙谷由人の登場だ!!! 正義は中韓のもの 日本を擁護するやつは思いきり叩き思いきり罵倒するだけ!! 民主党国対委員長 鉢呂吉雄 釈放をのぞんで嘆願書をだしたッ!! 拉致実行犯辛光洙?! 伊藤忠治&田並胤明&管直人!!! 小沢流に更なる磨きをかけ ”元幹事長”藤井裕久が帰ってきたァ!!! 強姦の厳罰化に反対ッッ!! 日弁連弁護士 辻恵!!! 牛肉偽装事件の真相が今ベールを脱がない! フジチクグループから 古川元久だ!!! イラク警察の前でならオレはいつでも密告者だ!! 日本人を強制送還 首藤信彦 本名で登場だ!!! 精神科医の仕事はどーしたッ 男女共同参画の炎 未だ消えずッ!! 電波を聞くも飛ばすも思いのまま!! 水島広子だ!!! 特に理由はないッ 総統がすごいのは当たりまえ!! 党首にはないしょだ!!! 七生報国! 西村 眞悟がきてくれた―――!!! 自由党で磨いた実戦政治!! 全日本郵政労働組合の組織内議員 中井洽だ!!! 名前だったらこの人を外せない!! カミカゼ 神風(じんぷう)英男だ!!! 超一流ヤジ将軍の超一流のヤジだ!! 生で聞いてブチキレやがれッ 松浪健四郎の宿敵!! 永田寿康!!! 民主党はこの男が完成させた!! イオングループの切り札!! 岡田克也だ!!! 若き改革者が帰ってきたッ どこへ行っていたンだッ 愛国者ッッ 俺達は君を待っていたッッッ石井鉱基の登場だ――――――――ッ 上へ みんす川柳 前原や 後ろの事は 考えず 今日は右でも 明日は左に 上へ 民主党武将列伝 前原哲隗(まえはら てっかい)1962- 本名不詳。哲隗は号。山城の出身。生涯に数十回の改名をしたとされるため、記録により本名が「盛時」「清次」などまちまちで現在も 定説はない。また、姓も前張(まえばり)・前薗(まえぞの)とする書物もあり不詳。 国人衆の一つ眠酢(みんす)党(眠酢一揆)の旗頭。先代・汚唐威音介(おから いおんのすけ)が郵政ヶ原の合戦で「日本を、あきらめない」 と怒号しながら行方不明になったため、急遽旗頭の座に就く。この時有力国人・見羅区流寛阿彌(みらくる かんあみ)と争い、僅差で競り勝ったという。 頽勢の家を建て直さんと孤軍奮闘するが、家中の実力者である汚沢陸奥守(おざわ むつのかみ)一族や、 横路蝦夷介(よこじ えぞのすけ)ら労組衆との軋轢に苦しみ、存在感は非常に希薄であり、 史書にも隣国の小泉家家臣・杉村岱蔵の元服・初陣の話、小泉家の後継争いばかりが特筆されるばかりで、 詳しい事は不明である。 同時代の記録には「眠酢三人衆、薬の小林・斧の西村・撤回の前原(逃げ前原)なり」という異名を持つとの記述があり、 これは撤退戦の名人として名が轟いていたためとも、逃げてばかりいたためともされる。 また文人としても有名で、戦の合間に記した「前原公自民征伐記」は同時代の雰囲気を伝える貴重なファンタジー小説。 ただし、軍事の有職故実に関しては小泉家の石場兵部大輔に遥かに劣っていたという。 民明書房刊『不見主党侮将不運録』第3章「代わりに表に晒される人々」より抜粋 上へ 呼び名 前スレの、前原呼び名一覧 前田、前岳、前畑、前川、前山、前野、前頭、前園、前島、前倉 前髪、前歯、前頭葉、前張、前橋、前枝、前半、前乃海、前貼 煎原、後藤、内前田、次原、後背、前菌、前板、フローレンス、セバスチャン 前武、前㍉、前谷、前留、前下、前五郎丸、前右、前㊧、前中、前腹 前王、前高、前禿、前助、前平、梶原、マイケル、前永、前戯、左右原 前春、前源、麿原、米原、前沢、前左、前立腺、前楢、前玉、山田 前森、前嶋、花村、前浦、前横、前岡、王陳宝、前方後円墳 舞原、前竹、前屈、前集院、左前、前振れ、前沼、上原、前亀、 前横斜め、前本、清原、前中島、中村、前山田、三沢、前末 前言、萌原、前ヤヒ、後原、前婆、前朕、前丘、前特、前菜、 前鼻、前口上、前藤、前河、糸川、前上、前杉、揃源、前岩、 米原、前川原、前宮、前尻、前穴、前波、前腹、翦愿、マエ・アビル・アジアジャフ 西原、茶畑、前埼、前衛、前長、前忠、前崎、見栄晴、前褌、煎原 前北、前鏑、益田、前愿、鈴木、槙原、前泉、前掛、牧原、前町、前池、 斉藤、丸山、小野田、舞の海、前ザーラモン、琴欧州、前田亜季、 小早川、木根尚登、前野良沢、島原、木の実ナナ、前フェラ 上へ みんすとうのなく頃に1 クールだ、クールになれ、前原誠司 「これを読んだあなた。どうか前言を撤回しておいて ください。それだけが私の望みです」 上へ 前桜代表の日記 ○月×日 ★★★★★★★ J民党が予算委で、我が党の不祥事を列挙した。 許せない。 ○月△日 ★★★★ J民党牛肉調査団が、我が党の牛肉調査団を批判した。 許せない。 上へ 麻雀 永田「ロン!三万六千!」 武部「・・・」 永田「早く点棒を出したらどうなんですか」 小泉「いや、先に手牌を倒せよ」 永田「この手牌は、最大限守ってあげたい」 小泉「チョンボなんじゃねえの」 永田「どのようにして、その先入観を打ち破る事が出来るのか。本当に悩ましい」 安部「4枚目の西でロンってことは国士無双か?俺「北」を4枚持ってるぞ」 永田「この一方的な攻撃。この風景。こんなところに手牌を倒したらかなわないと感じるのは当然」 小泉「だったらロンなんて言うなよ」 永田「一言聞いただけでガセだと決め付ける、言論封殺、もっとも恥ずべき行為」 安部「誤ロンは8000点だよ。早く払え」 永田「どのような条件をクリアすれば、真性なモノと認める事ができるのか、知恵を貸してください」 小泉「おまえがロンって言ってるんだろうが」 永田「マスター!マスター!!ちょっと来てこいつらに言ってよ」 検察「う~ん、こんな役知らない。テンパって無いでしょうこれ?」 永田「・・・話にならない。前原さん!前原さん!」 前原「これはアガってる。アガってないってんなら証拠を見せるべき。全力を挙げて支援するよ」 武部・安部・小泉「え~?!」 安部「なんて役かだけでも教えてよ」 前原「役名は現在協議中」 武部・安部・小泉「え~?!」 上へ 永田太閤記 小泉「ぬ、草履が温かい。無礼者、貴様尻に敷いておったな」 永田「いえ、懐に入れて暖めておりました!」 小泉「・・・」 永田「早く関心したらどうなんですか」 小泉「いや、先に懐を見せよ、草履の跡など残っておろう」 永田「この玉の肌だけは、最大限守ってあげたい」 小泉「戯言なのであろう?」 永田「どのようにして、その先入観をうち破ることが出来るのか。本当に悩ましい」 小泉「草履の鼻緒がかように潰れておるのは何故か」 永田「この一方的な攻撃。この風景。こんなところで素肌をさらしたら風邪をひくと感じるのは当然」 小泉「ならば懐で暖めたなどと言うでない」 永田「一言聞いただけでガセと決めつける。言論封殺。もっとも恥ずべき行為」 小泉「で、あるか。それはそうと、懐を見せい」 永田「どのような条件をクリアすれば、懐で暖めたと認める事が出来るのか、知恵を貸してください」 小泉「お主が尻に敷いていないと言っておるのだろうが!」 永田太閤記 -完- 上へ 詭弁のガイドライン 1:事実に対して仮定を持ち出す 「このネタ元の人の気持ちをおもんぱかると、どうでしょう。」 2:ごくまれな反例をとりあげる 「しかし、考えてみてください。 紙で出したモノがそれはタイプを使えば何でも作る事ができる。 」 3:自分に有利な将来像を予想する 「その事を考えると、私としては最大限守ってあげたい、そう思っているわけであります。」 4:主観で決め付ける 「しかし委員長、見てください。この一方的な攻撃。この風景を。」 5:資料を示さず自論が支持されていると思わせる 「こんなところに引っ張り出されたらかなわないと感じるのは当然」 6:一見関係ありそうで関係ない話を始める 「どのようにしてこの先入観を上回る議論をしていったらいいのか、 その先入観を打ち破る事をしめしたらいいのか、本当に悩ましいんです。」 7:陰謀であると力説する 「これは一種の言論封殺なんです。」 8:知能障害を起こす 上へ や ら な い か 「う~~悩ましい悩ましい」 いまメールをでっち上げることに全力な僕は 民主党に所属するごく一般的な政治家 強いて違うところを上げるとすれば 折り紙が好きだってことかナー 名前は永田 寿康 そんなわけで衆議院予算委員会で質問に立ったのだ ふと見ると国会に一人の中年男が座っていた うほっ いい総理・・・ ハッ そう思ってると 突然その男は僕の見ている目の前で 証拠のメールを ガセネタと言いはじめたのだ・・・! 「冷静にならないか」 そういえばこの国会は一方的な攻撃があることで 有名なところだった プレッシャーに強い僕は言われるまま ネタ元になっている方を最大限に守ってあげたくなったのだ 彼―― ちょっとマシリトっぽい 内閣総理大臣で 小泉純一郎と名乗った 議論もやりなれてるらしく 当事者の言葉を一言聞いただけで 僕は言論封殺されてしまった 上へ 永田ウォーズ 永田ウォーズ1 ファントムメール 永田ウォーズ2 民主の攻撃 永田ウォーズ3 自民の復讐 ←今たぶんここ 永田ウォーズ4 新たなる疑惑 永田ウォーズ5 小泉の逆襲 永田ウォーズ6 永田の帰還 上へ 楽しい国語 問1.「あたかも」を使って短文をつくりなさい。 答え 「口座に振込みがあたかもしれない」 問2.「やましい」を使って短文をつくりなさい 答え 「ほんとうになやましい」 問3.「うってかわって」を使って短文をつくりなさい 答え 「松浪は党首に体をうってかわってしまった。」 問4.「いうとおり」を使って短文をつくりなさい 答え 「ナガタはそう言うと折り紙を始めた」 上へ 某スパイの末路 永田 「前原、俺だ。多分この話を聞いてるとき君には多大な迷惑をかけた後だと思う。 すまない。武部の次男にも謝っといてくれ。迷惑ついでに俺の折っておいた鶴がある。 俺の代わりに千羽鶴にしてくれると嬉しい。前原、真実は君と共にある。 迷わず進んでくれ。もう一度あえることが有ったら、この前の国会で言えなかった事を いうよ。」 上へ みんすとうのなく頃に2 私、永田寿康はメール偽装を疑われています。 なぜ、誰に、どこを疑われているのかはわかりません。 この証拠は、最大限守ってあげたい。 ただひとつ判る事は、武部の嫌疑と関係があるということです。 崛江と宮内は犯人の一味。他にも自民党員が4~5人以上。 一言聞いただけでガセだと決め付ける、言論封殺を所有。 (手紙の内容の一部が切り取られている。) どうしてこんなことになったのか、私は本当に悩ましい。 これを読んだあなた。 どのような条件をクリアすれば、 このメールが真性なモノと認める事ができるのか、知恵を貸してください。 それだけが私の望みです。 上へ 永田の仕様 √ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ 「それが永田の仕様だ」 / ̄ | / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| これが、私が手に入れたメールのコピーだ。 | / | 信憑性についていろいろ言う人もいるかもしれない。 | / ` | | ´ | それは嫌疑をかけられた武部氏の次男や自民党に、 | / <・) <・) | 無実の証拠を出してもらうしかない。 (6 つ. | | ___ | 世界で一番悩ましい状況を作ったと思う。 | /__/ | 一級建築士が書いた図面に対して |_______/ 構造計算がおかしいと難癖をつける人はいない。 . / \ \ ◇、/ |\ それと同じこと。 上へ 永田議員に対して、日本国内からの反応 総理大臣/小泉純一郎さん 「こんなメールは小泉内閣には通用しない。我々は断固として改革をすすめていく」 民主党幹部/小沢一郎さん 「(事務所を通じて)援護する価値を見いだせない。」 東京都知事/石原慎太郎さん 「くだらないねえ。何が楽しみでこんな偽装するかな。民主は」 元日銀総裁/速水優さん「頭の中までデフレが浸透していると、再認識せざるを得ない。」 元ソニー会長/出井伸行さん 「ブロードバンドが普及すれば、こういう偽造メールもなくなると思う。」 タレント/デーモン小暮さん 「わが輩が地球を征服した暁には永田から処刑するぞ。グハハハハ。」 新しい教科書を作る会/西尾乾二さん 「永田ほど戦後民主主義教育の欠陥を表しているものはない。」 元グリーンベレー/柘植久慶さん「海外にはこの程度の変質者はコンビニにもいる。日本が平和すぎた。」 女優/広末涼子さん「こういう人がいる日本って、やっぱりすごすぎると思う。」 元法政大学教授/田嶋陽子さん「これだから男社会はダメなんだよ」 マルチタレント/大橋巨泉さん「俺は永田みたいなやつがいるから日本にいたくないんだ」 元財務大臣/塩川正十郎さん「もうよろしやろ?」 元ホステス/福田和子さん「永田みたいなんが、盗聴するんや。危ない危ない。」 前総理大臣/森喜朗さん「永田のような子供を作らないために教育は私立に任せるべきです。」 元保険外交員/林真須美さん「永田がおったからカレーに毒入れたんや。」 元公務員/宅間守さん「ほんまは永田を殺したかったんや。」 元教祖/松本智津夫さん「永田は今後も偽装をするだろうからポワしなさい。」 学生/ゾマホンルフィンさん「いいですか!私は永田が偽造する事を許してはいけないと思う!」 映画監督/北野武さん「永田みたいな奴をみると民主も変わるかなって思うよ」 漫画家/小林よしのりさん「永田メールを読まずに日本を語るな!わしが保証する!」 音楽家/湯川れい子さん「荒れ果てた国会にこういうお笑いがあるとホッとする」 市民ネットワーク会長/山口たかさん「日本の過去の歴史を正しく認識してはじめて永田のような国際的に通ずる子供が育つ」 歌手/華原朋美さん「電話代があと30円高かったらこんなメールなかったかも。悲惨な永田って素敵!民主って素敵!」 宅間容疑者の父/Aさん「このメールを見た時ああ永田がとうとうやったんだと思った。」 元日産自動車社長/カルロス・ゴーンさん「ワタシなら永田からリストラしてコストカットしまーす。民主にもリバイバルプランが必要でーす。」 ゲーマーズ店員/でじこさん「永田は呪われてるに違いないにょ!目からビームっ!!」 北朝鮮の将軍様/金正日さん「うん、永田はなかなか度胸のある発言をするね。よって粛清。」 灰羽連盟/ラッカさん「永田なんて見たくない・・・」 のび太の奴隷/ドラえもんさん「しょうがないなぁ、永田くんは。自分でなんとかしてよ。」 忍者のタマゴ/きり丸さん「おい、永田!その小銭は俺が先に見つけたんだぞ!!」 主婦/分電でんこさん「じゃん!永田さん、電気を大切にね!偽造メールは電気の無駄遣いよ!」 小学生/磯野カツオさん「永田もいい加減にして欲しいよな。また父さんに怒られちゃうよ。」 冒険者/孫悟空さん「永田!もう、謝ったって許さねぇぞ!!」 サイヤ人/べジータさん「本当の地獄はこれからだ」 ものまね師/ゴゴさん「とてもじゃないが、永田のものまねは出来そうにないな。」 空の上の修理屋/ジーノさん「永田、君は考えた事があるかい?願い事の叶わない世界の事を…。」 ベテラン小学生/浜野あさりさん「永田、消えろー!さもなくば殺ーす!オニババやオニタタミの事はこの際どうでもいい!!」 喋るネコ/トロさん「永田って、おいしいニャ?」 呪われし者/アシタカさん「永田、土に帰れ!そなたは醜い!!」 新聞記者/山岡士郎さん「永田みたいのがいるから、日本の食文化が駄目になっていくんだ。」 快盗キッド/黒羽快斗さん「やばいな…。永田がここに居るって事は、おそらく、もう…、」 裸の大将/山下清さん「ぼ、ぼくは、永田みたいな奴は好きじゃないんだな。」 貧乏神/キングボンビーさん「グエッヘッヘッ!こっちの民主の方が居心地が良さそうだな!!」 再起動戦士/のんちゃんさん「国会は荒らすモンじゃないよ、討論する場所だよ!永田ちゃんの頭どうなってんの?」 気象予報士/木原実さん「この偽造メールの影響で、強烈な寒波が襲ってくるでしょう。」 早稲田大学名誉教授/大槻義彦さん「このメールの科学的根拠がわからない。」 鑑定士/中島 誠之助さん「鑑定するに値しない偽造メールですね。」 プロデューサー/テリー伊藤さん「笑いをとるにしてもひどすぎる」 タレント/松本人志さん「僕はねえ、こういう偽造メールを作る永田の気持ちもわからないのではないのですよ。」 タレント/タモリさん「・・・・ それじゃいったんCMです。」 タレント/田中義剛さん「うちの牧場の牛もこんな馬鹿いねえべ。」 街角インタビュー/Jさん(横浜市)「大変恥ずかしいですね。」 街角インタビュー/磯野波平さん(世田谷区)「カツオでもこんな馬鹿なことはしないな。あきれるわ。」 街角インタビュー/野比のびたさん(練馬区)「ドラエも~ん、永田をなんとかしてよ~」 2ちゃんねらー「永チャマ!あれほど言ったのにまだこんなスレたてるですか(以下略)」 レスラー/猪木さん「永田という名前にロクなのがいないな」 旅人/キノさん「永田は美しくない。だから殺す」 雪使い/シュガーさん「ワッフルワッフル」 ディクロニウス/にゅうさん「永田の首なら幾らでも飛ばせる、にゅう」 ヒッキー/桜田ジュンくん「永田が病院から出たくいない気持ち、少し分かる・・・」 ニート/緋村剣心さん「永田は切腹して天皇に詫びるべきでござる」 DQⅢ/勇者さん「永田をやっつけた。1の経験値を手に入れた」 永田の母「このようなメールを作って大変申し訳ありません。」 永田の父「こんな偽造やりやがって、父ちゃん、恥かしくて外出られねえよ。」 永田の小学校時代の担任「いやこんなことする子じゃ無かったんですけどねえ。」 永田の友人「信じられません。」 永田の主治医「もう少し気をつけるべきでした。」 永田の弁護人「永田は決してただの面白半分でやったわけではないことを御理解ください。」 上へ コレが民主党が戦う闇の組織だ! 1.ショッカー 2.統和機構 3.フリーメーソン 4.レジデントオブサン 5.ゴルゴム 6.第二ファウンデーション 7.アメリカンクラブサンド 8.オーバーロード 9.ゼーレ 10.ネロス帝国 11.死ね死ね団 12.ガミラス帝国 13.木星蜥蜴 14.白色彗星帝国 15.公儀隠密 16.成原博士 17.ティターンズ 18.アンブレラ 19.不良 20.薩長同盟 21.ブラックゴースト団 22.謎の円盤UFO 23.アメリカ軍 24.鬼面組 25.メタクソ団 26.たま出版 27.エニグマ 28.虎の穴 29.七曜会 30.デビルガンダム軍団 31.ロミュラン 32.クリンゴン 33.ドミニオン 34.Q 35.コバヤシマル・プログラム 36.MIB 37.ドレス 38.そふとくりーむ 39.ラストバタリオン 40.日帝 41.チーム施工 42.VIPPER 43.イルミナティ 44.2ちゃんねらー 45.秘密結社クロノス 46.宇宙怪獣 47.Σ 48.卍党 49.公安9課 50.ネオナチス 51.ブルーコスモス 52.天狗党 53.パッショーネ 54.影の生徒会 55.個別の11人 56.木星帝国 57.サザエさん一家 58.悪の秘密結社BF団 59.5年3組魔法組 60.山の老人 61.逸刀流 62.熊沢天皇(南朝の末裔) 63.幻魔 64.八州連合 65.なめネコ団 66.黒之巣会 67.風車の弥七 68.シアーズ財団 69.フォーシスターズ 70.ロゴス 71.帝愛グループ 72.ネオギルド 73.スーパーサイエンスネットワーク 74.帯刀コンツェルン 75.レミィのパパ 76.くらやみ団 77.アンドロ軍団 78.金目教 79.自由党 80.民主党 81.一番地 82.ダーク 83.シャドウ 84.デストロン 85.ララーシュタインのロボット帝国 86.鉄面党 87.千年女優霊 88.大いなる古ものども 89.ダゴン教団 90.モリアーティー教授 91.エホバの証人 92.セプテントリオン 93.幻獣共生派 94.ロウエターナル 95.竜王ヤンダル=ゾック 96.ギャラクター 97.ルチ将軍(アクタ共和国) 98.かすかべ防衛隊 99.うみんちゅ 100.厨房のともだち(スーパーハカー)101.韓国F5団(ホロン部) 102.[日本国民] 103.怪人二十一面相 104.キラ 105.ゲートキーパー 106.越後屋 107.ハムちゃんず 108.蛇頭 109.電柱組 110.トロカデロデモンテカルロバレェ団 111.ゲロガデルシスターズ 112.SOS団 113.平家の落人 114.Naver総督府 115.面堂家 116.トゥェンティーフォー(24) 117.七英雄 118.300人委員会 119.中臣鎌足 120.アド街ック高感度30人委員会 121.志々雄一派 122.ケロロ小隊 123.ジオン公国 124.エグリゴリ 125.暗国星団帝国 126.魔王軍 127.銀河帝国 128.シャドルー世田谷支部 129.フットボールアワー戦隊 130.理想推進機関アクロス 131.竜牙会 132.ルルティエ 133.異次元人ヤプール 134.コスタリカ秘密警察 135.801板 136.T-72教団 137.ロケット団 138.デザートラビッツ 139.血風党 140.黒十字軍 141.デルザー軍団 142.ブラックサタン 143.バダン 144.レイヴンズネスト 145.ラヴラヴ党 146.SEED軍 147.NATTO 148.立川流 149.和泉流宗家 150.円楽党 151.クトゥルー 152.ブラックデビル 153.ジェット団とシャーク団 154.魏 155.世界ブラックマント同盟 156.ヲルラ 157.ノンマルト 158.牛丼教 159.アンゴルモア大王 160.サタンの爪の垢 161.KKK 162.レッドリボン軍 163.ネオ・アトランティス 164.ジョッカーの皆さん 165.ガンマ団 166.ドロンボー一味 167.裏柳生 168.シベリア柳生 169.不知火一族 170.裏料理会 171.ニャントロ星人 172.メシア教団 173.独立幻夜党 174.山百合会 175.宇宙企画 176.ザンスカール帝国 177.テンプル騎士団 178.ロスチャイルド家 179.白蓮教 180.洪門会 181.8492飛行隊 182.笑い男 183.マクー 184.神道天行居 185.黒の組織 186.ヴァルファバラハリアン 187.BigBrother 188.シークレット・ガバメント 189.血盟団 190.白色同胞団 191.マウマウ団 192.黒手組 193.地獄の火クラブ 194.シリウス 195.魔王カーンデジファー 196.アレフ(オウム真理教) 197.大神官ハーゴン(邪神教団) 198.ブラブラ団 199.獄門党 200.Dr.マシリト(←本命) 201.タロン 202.ホワイトエンジェル 203.WHO(軍産複合体) 204.魔界倶楽部 205.昭和維新軍 206.平成維新軍 207.将軍KY若松とマシン軍団 208.UWF 209.Dr.岸和田 201.ブラックシルバー 211.シャフトエンタープライズ 212.神羅カンパニー 213.薔薇十字団 214.三合会 215.デラーズフリート 216.シオン修道会 217.邪魔大王国 218.冥王サウロン 219.青幇 220.ダダ軍団 221.ゴースン党 222.ホテルモスクワ 223.カタリ派 224.アルカイダ 225.フーマ 226.ギルド 227.CP9 228.ドルイド共済会 229.バルタン星人 230.幕藩体制維持局 231.狩猟社 232.降魔管理局 233.アウスター群狼船団 234.エッドール 235.ジェヴレン人 236.黒天狗党 237.超常選民同盟 238.テクノコア 239.混沌 240.ダッカー 241.藤堂兵衛 242.紺碧会 243.世界政府委員会 244.ブラウ・サロン 245.ジャム 246.ヨウ冥・シャローム・ツザッキィ 247.ファントムソサエティ 248.超力兵団 249.マッコイ商会 250.飛刀(フェタオ)251.埼玉紅蠍隊 252.東京特許許可局 253.無色の派閥 254.日本ひきこもり協会 255.魔王ギリ 256.魔王オディオ 257.壬生一族 258.真選組 259.氷帝学園 260.仮装舞踏会(バル・マスケ)270.とむらいの鐘(トーテングロッケ) 271.冥王ハーデス 272.拳王 273.秘密結社東京 274.メガノイド 275.ミネルヴァ社 276.BETA(ベータ)277.THREE HOUSES 278.X(サイ)279.大群(おおぜいのけがれ) 280.恐竜帝国 281.破面(アランカル) 282.ネオジオン 283.ブラックゲマゲマ団 284.ゼントラーディ軍 285.監察軍 286.メルトランディ軍 287.アクメツ 288.食の千年帝国 289.ガーター騎士団 290.ハルコネン男爵 291.宇宙ギルド 292.シャダム4世大王皇帝 293.GUNG-HO-GUNS 294.ミレニアム 295.オロチ 296.四大魔王宇宙 297.星の知恵派 298.デスブレン 299.十賢者 300.スフィア社 301.ヴァン神族 302.かみ 303.秘密結社ブラックロッジ 304.ラクス・クライン一派 305.フォルトゥナ神団 306.FAF情報軍 307.灰色の男たち 308.絶滅社 309.ロンギヌス 310.宇宙海賊ネオデスカル 311.宇宙犯罪者アリエナイザー 312.桃月学園 313.不死生物アンデッド 314.代○○ゼミ 315.天才塾 316.赤い死(ラ・モール・ルージュ)317.ライフスペース 318.パナウェーブ研究所 319.義破門団 320.尾手忍軍 321.筑波研究所 322.クレイジーバンチ 323.デ○ーズ・フリート 324.イスカリオテ 325.鬼ヶ淵死守同盟 326.リユニオン 327.真田家(真田十勇士)328.物部氏 329.よしりん企画 330.ハイグレ魔王 331.ホワイトスネーク団 332.ヘンダーランド 333.珠黄泉族 334.豚のヒズメ 335.YUZAME 336.イェスタディ・ワンスモア 337.ブリブリ団 338.スウィートボーイズ 339.コンニャクローン軍団 340.夜の銀ぎつね 341.ボンクラ―ズ 341.長野県百条委員会 342.バクテリアン 343.EVAC industry 344.海坂藩 345.八嶽党 346.不思議のダンジョン 347.春のパンまつり 348.鬼面党 349.影の総理 350.アルデバロン 351.ポロロッカ星人 352.OZ 353.スマートブレイン 354.ニヒロ機構 355.虎眼流 356.バルマー帝国 357.シャドウミラー隊 358.十三階段 359.バグス 360.デスブレン 361.練馬大根ブラザーズ 362.練馬変態倶楽部 363.百鬼衆 364.タテジワ小隊 365.フキョーダ 366.神聖モテモテ王国 367.デビル教団 368.身喰らう蛇 369. ミレニオン 370.フェストゥム 371.闇の秘密結社UMESAN 372.ミニハムズ 373.なると帝国 373.ラッキークローバー 374.阿修羅 375.影道 376.暗黒聖闘士 377.ギリシャ12神 378.華悪崇 379.虚空牙 379.バナナ共和国 380.気象庁 381.セクション31 382.極亜久高校 383.エグザシオ・グラフツァラ-様とオーバーネスト一派 384.G&G社 385.魔族 386.Merchant of Frontier社 386.JSS 387.UGD 388.スペクター 389.橘組 390.ゴールデンバウム王朝 391.ベルカ公国 392.エルジア軍 393.ザーフトラ共和国 394.国際ダイヤモンド輸出機構 395.ときめもファンド 396.A 397.ザフト軍 398.GHQ 399.国連 400.ファクト・賢人同盟 401.ポキール星人 402.黒武術 403.グリーンピース 404.インフェルシアの冥府十神 405.放課後電磁波クラブ 406.恐竜ハンター 407.ガルタイト公団 408.PICA? 409.メカトピア 410.EDEN 411.アースジェイド 412.帝國屋 413.スーパーフリー 414.ワイルドセブン 415.氷の女王 ケンヂ一派 416.ロケット団 417.日本ハードゲイ協会 418.シーラバックレー 419.またずれ荘 420.双葉商事 421.双葉幼稚園 422.ノマド 423.原父連邦 424.十三階段 425.玖渚機関 426.チーム 427.自殺教 428.ムンマ教国 429.蓬莱学園旧SS残党 430.武装ボランティア 431.サーパント・ホールド 432.光覇明宗 433.ドーン・バクストン 434.アメリカ優先協会 435.グリーンベレー 436.スペツナズ 437.はっぱ隊 438.犬神家 439.ムスカ大佐 440.京大ミステリ研究会 441.闇の宗教 442.空導王 443.田中天 444.紺碧会 445.清風会 446.海の目 447.ハインリッヒ・フォン・ヒトラー 448.イビム神 449.イワン神 450.列島防衛軍 451.在日 452.金正日軍団 453.魔道師バビディ 454.警視庁処刑課 455.ゲイザー 456.クラン 457.竜門幇 458.H・K 459.セクト 460.中核自衛隊 461.八手三郎 462.トライデント 463.PTA 464.死の教師 465.アマルガム 466.律法守護者 467.ナイトメア 468.デーモン族 469.赤カブト 470.奥羽軍 471.ゲイリー・ガイギャックス 472.陸奥園明流 473.殺戮奇術集団・匂宮雑技団 474.皇室魔導院 475.デスピサロ一味 476.アルブケルケ軍 477.拝石教 478.闇の女王タキシス 479.くらやみのくも 480.創価学会 481.ロボロボ団 482.MIB 483.ふつうのひと 484.真夜中のサーカス 485.ロベルト十団 486.麗 487.キマイラ 488.真柴グループ 489.モノパイル 490.死領グループ 491.妖 492.美神除霊事務所 493.活貧党 494.ZOMBIE HUNTER 495.サカタインダストリィ 496.W∵O∵R∵M∵ 497.七愚人 498.衝撃の永田 499.暮れなずむ野田 500.混世魔王■原 501.R.U.C 上へ 一郎オザワの憂鬱 一郎オザワ「ただの日本人には興味はありません。 この中に韓国人、朝鮮人、中国人、プロ市民がいたら、私のところに来なさい。以上」 DENPA WO (電波を) POLNAREFF JOUTAI NI KOKUMIN WO OIKOMUTAME NI MAKICHIRASU (ポルナレフ状態に国民を追い込む為に撒き散らす) JUNICHIROU SHINE SHINE DAN (ジュンイチロウ氏ね氏ね団) それがDPJ団、通称民主党! 上へ ヨハネスブルグのガイドライン 自民党上がりの8人なら大丈夫だろうと思っていたら社会党出身の20人に党を乗っ取られた 党本部から徒歩1分の路上で小林憲司がクスリを打ってラリっていた 足元がぐらつくので調べてみると菅直人が団塊党を作っていた 郵政法案を否決したら解散され、2ヶ月経ったら代表が辞任していた 車で国会に突っ込んだ事件を批判した、というか首相官邸に突っ込めばよかったと言う 議員団が中国に招待され、男も「女も」全員親中派になった 代表選から国政選挙までの2年の間に代表が降ろされた 幹事長のHPはまともだろうと思ったら、全議員の中で一番狂っていた 議員の半分が地方選出者。しかし民主党は都市部に強いという都市伝説から「都会ほど危ない」 「情報提供者は最大限守ってあげたい」と総理大臣に言った議員が入院して戻ってこなかった 最近流行っている質問は「ガセネタ」 黒塗りメールを手に持って委員会に出席するから 珍発言から1週間は釈明会見する確率が150%。会見でまた珍発言してそれを言い訳し直す確率が50%の意味 民主党における刑法犯罪による逮捕者は1月平均1人、うち約1人が辞職を渋る。 なぜか役員が日本名の外国企業から献金を受けている 上へ 艦隊コピペ 現状確認 自民艦隊 旗艦「小泉」被弾するも損害軽微 大臣級戦艦3隻被弾するも現状は航行に支障なし 指揮通信艦「福田」中破 戦線離脱 ただし、偽電・情報撹乱・敵誘引を成功させる その他中小艦艇多数が被害を受けるも勢力維持 現在北朝鮮海域へ展開中 民主艦隊 旗艦「戦菅なおと」被弾 損害は軽微なるもダメコンを誤り浸水増大 特設工作艦「夫人」が救助に向かうも効果なし、舵機損傷。迷走を開始 友軍支援を得られず旗艦放棄を宣言。総員退艦、自沈する。 戦艦「小沢」指揮権移譲を受けるも機関故障、暴走を始める。 指揮命令系統壊滅。中小艦艇の中には叛乱の気配もあり。 公明艦隊 主力艦艇全艦被弾。その他艦艇にも被害あり。 今後の行動は空母「大作」の艦載機「創価」の支援次第 社民艦隊 以前から艦隊を挙げて迷走中。 さらに頑固艦「土井」被弾、通信途絶。 共産艦隊 旗艦「志井」機関故障、ドック入り。督戦艦「不破」に指揮権移譲 間接的に自民艦隊の支援もする模様 上へ 衰死の表 臣直人言 前代表創業未半而中道退陣今天下二分民主罷敝此誠危急存亡之秋也 然侍衛之議員不懈於内忠志之士忘身於外者蓋追前代表之殊遇欲報之於代表也 誠宜開張聖聴以光前代表遣德恢弘志士之気 不宣妄自菲薄引喩失義以塞忠諌之路也 党中連合中倶爲一体 陟罰臧否不宜異同 若有作奸犯科及爲忠善者宣付有司論其刑賞以昭代表平明之理 不宜偏私使内外異法也 ・ ・ ・ 臣不勝受恩感激 今当遠離臨表涕零不知所言 上へ 充電 996 名前:高千穂 ◆VyZKkSDatc [sage] 投稿日:2008/08/11(月) 22 24 35 ID lqCWU5h0 ■充電 2008年8月11日 13 09 報道も北京オリンピック一色で、国内の政治の動きも休止状態。この間私も 夏休みをとり、秋に向けて充電。 デンパを溜めているらしい。 997 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 22 26 43 ID cRx27osp 管電池・・・ 998 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 22 30 09 ID cRx27osp ああ、充電か ならエネループならぬ、くだループか 999 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/11(月) 22 30 54 ID YC0oIzNy 充電か・・・ 充電地ってのは、過充電すると色々やばくってね(棒 上へ 逃げ足 424 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 22 08 24 ID Qk+PXKDH参加者:小沢 管 鳩山 岡田 前原 閲覧(1)────────────────────────────────管 : ROMってる奴って自民工作員なんじゃないの?────────────────────────────────鳩山 : インターネッツのゴミ貯め・2chに生息するあの連中ですかww────────────────────────────────前原 : 怖い怖い、我々も論破されちゃうんですかね~(藁────────────────────────────────岡田 : 論破して貰おうじゃないの、ホラ、入ってきなさいよ────────────────────────────────小沢 : さっさと入って来いよ、引きこもり!────────────────────────────────『小泉純一郎』が入室しました────────────────────────────────『小沢』が退室しました────────────────────────────────『管』が退室しました────────────────────────────────『鳩山』が退室しました────────────────────────────────『前原』が退室しました────────────────────────────────『岡田』が退室しました 425 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 22 09 37 ID pQ12BCV0 逃げ足はやっw 426 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 22 15 18 ID dRyBz4Pv よく見ると、小沢民が真っ先に逃げ出してて、 先の衆院選みたいにオカラが置いてけぼり食らってるww 429 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 22 20 24 ID m56F2uvS 前掛さんはNHKの鉄道特集を見ててチャット画面みてなかった 岡田さんはPCの前で本を読んでたのでチャット画面を見てなかった 434 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 22 35 02 ID JQEqnIZg クダさんには逃げて欲しくないなぁ・・・w 435 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 22 49 01 ID JpuXG5W1 管 議論をしているつもりでも話が噛み合わない 鳩山 壁の中の誰かと議論している 岡田 論破する自信がないと正直に謝り逃げる 前原 小沢さんに議論をふっかけようとしていじめられる 小沢 振り向けばいない 438 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 23 16 29 ID Y+aI9sBM 振り向けばトンズラ 空席が侘しい 439 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 23 26 16 ID CKlnCdMX 管 相手の話がわからない 鳩山 自分が何を話しているのかわからない 岡田 話してることはわかるが面白くない 前原 話す相手がわかってない 小沢 居場所がわからない 440 名前:日出づる処の名無し[sage] 投稿日:2008/08/15(金) 23 52 09 ID YS/ta/x5 誰が上手(ry 上へ
https://w.atwiki.jp/futabayukkuriss/pages/2349.html
おひさまさんをつかんでしまった 7KB パロディ 小ネタ 悲劇 飼いゆ 野良ゆ 愛護人間 雰囲気モノ 二行作 【はじめに】 今回は、雰囲気モノです。 説明不足とも取られる描写がありますが、仕様ですのでご了承下さい。 【本編】 『おひさまさんをつかんでしまった』 (作・二行) 太陽をつかんでしまったまりさは、ライオンの付いたプールで死んでた。 まりさは野良ゆっくりだった。 同じ境遇のありすと一緒に、つつましく暮らしていた。 初めておちびを授かった時の感動を、まりさは忘れない。 そんな何ものにも換え難い宝物は、野良猫があっというまに連れ去ってしまった。 悲しみに押し潰されそうになりながら、2匹の饅頭は街をさまよう。 いつのまにか、まりさは宙に浮いていた。 振り向けば、大きな大きな人間さんの腕。 無駄を承知の抵抗。慟哭するありす。 覚えているのは、そこまでだ。 華やかなカーペットの上に、雲のようなソファーが敷かれている。 自分がそこに寝かされていたことに、まりさはようやく気が付いた。 頭を起こすと、瞳の先に広い芝生。 穏かな風、美しい泉、整備された花壇。 まるで楽園のような光景を目の当たりにして、まりさの餡子は硬く震えた。 これは人間さんのおうちだ。野良がここに入れば、生命はない。 まりさは逃げることさえ諦めた。 頭をふかふかさんに突っ込む。 ずっとゆっくりさせられる前に、せいぜい目の前のゆっくりを楽しもう。 尻丸出しのまりさに、ゆっゆっと呼びかけるものがいる。 再び頭をもたげると、目の前にいたのは楽園の素敵な饅頭。 見たこともないほどの美れいむだった。 まりさは知るよしもないことだったが、ここは気の毒な金持ちの家だった。 何が気の毒かといえば、有り余る財産をゆっくり如きに費やしていたからだ。 ある時は、ゆっくり型のカラクリ時計を街に寄贈したり。 ある時は、ゆっくりの群れがいる山を買い取り、愛護団体に預けたりしていた。 そんな彼が一番大事にしていたのは、丹精込めて育て上げたれいむだった。 湯水の如く金を注ぎ込んだ甲斐もあり、品評会では信じられないほどの値が付いた。 勿論、金持ちにれいむを売る気はない。 大輪の薔薇を思わせるリボン、黒い絹を思わせる髪の毛、聖母のようにふくよかな頬。 何より慈悲深くものどかな性格が、男の気持ちをつかんで放さなかったのだ。 れいむは通常種とは思えないほどの謙虚さを保ち、我儘など口にしたこともない。 しかしたった一度だけ、自分の希望を金持ちに打ち明けた。 飼い主と車に乗って出かけた時に見かけた、野良まりさ。 そんな貧乏ゆっくりに一目惚れしてしまったのだ。 出来れば、あのまりさと一時で良いから一緒にゆっくりさせてほしい。 そんな細やかな願いであった。 金持ちは親馬鹿の常として、過剰に反応した。 即座に野良まりさを拉致し、最高級のクリーニングを施した後、家に連れてきたのだ。 そんな黒饅頭は今、ゆっくり用ソファーに頭を突っ込んで震えている。 れいむの呼びかけでようやく身を起こしても、どこかオドオドとしていた。 金持ちはそんな光景を、微笑ましく眺めている。 今から2匹は番だと告げられた時、美れいむも野良まりさも困惑した。 だが、美れいむの表情はすぐに紅潮する。 末永くよろしくお願いします。 おおよそゆっくりらしからぬ求婚の言葉を、まりさは跳ね除けることが出来なかった。 こうして、野良まりさは飼いゆっくりとなった。 それも愛護セレブの下で、美れいむの夫としてである。 まりさは生涯に渡るゆっくりを約束されたのだ。 まるで太陽を手中にしたかのような僥倖であったに違いない。 太陽をつかんでしまったまりさは、太陽から手を離したくなかった。 まりさは1匹で過ごすことが多かった。 美れいむはセレブの飼いだけあって、パーティーなどに引っ張りだこだったのだ。 番とはいえ、まりさの出番はなかったし、行きたいと思ったこともなかった。 美れいむとまりさには、小さいながらも家が与えられている。 屋敷の中に建てられた、庭付き一戸建ての豪勢なゆっくりプレイス。 道楽の極みであった。 よくまりさは、庭にあるプールの側でゆっくりしていた。 プールには常に花びらが浮かべられて、鮮やかな色彩を湛えている。 時折まりさは、帽子に乗って遊泳をしたりする。 それを美れいむが、ことのほか喜ぶからだ。 留守番まりさは、今は泳ぎ回ることもなく、ひなたぼっこをしている。 プールの端には一段高いところがあって、そこが黒白饅頭のお気に入りであった。 水上の花びらが気ままに泳ぐ様を見下ろす。見ていて飽きない。 プールの真ん中にはどういうわけか、大きなライオンの半身像がある。 マーライオンよろしく、獅子の口からは水が絶え間なく流れ落ちていた。 大きな顔をしたそれもまた、まりさには好ましく思えるのだった。 ライオン像の向こう側には、生垣がある。 厳重な塀ではない。その気になれば抜け出すことも可能だろう。 今の暮らしを、あのありすはどう思うだろう。 かつての番を、まりさは忘れてはいなかった。 いっそこっそり迎えに行こうかと思ったことも、ある。 思い出すのは、野良としての毎日。 人間、動物、同族、環境、天候。 全てが明確な敵意を持っていた。 もしあの生垣を越えてしまえば、2度と帰ってこれないかもしれない。 そうなったら、またあの頃に戻ってしまうのだ。 この庭から、出られるはずもなかった。 太陽をつかんでしまったまりさは、どうしてもそこから動けずに立ってた。 穏かな昼下がり。まるで、この家に来た日を思い出す。 空の太陽は遥か高みにあり、幸福を手に入れたまりさを照らし出していた。 ライオンの右肩越しに、花壇が見える。 以前なら、餌場としか見ることが出来なかっただろう。 毎日ゆっくりとしたご飯を頂いている今では、自生する花は景観でしかない。 整備された花々の名前を、まりさは知らない。 美れいむは知っているようで、ひとつひとつ教えてはくれたのだが。 それでも、まりさは思う。 どれかの花が抜かれて仲間達と別れることになれば、泣いたりするんだろう、と。 飼いまりさは、番を思い浮かべた。 ありすではない、美れいむの方を。 確か今日は、飛行機というものに乗ってパーティーに向かっているはずだ。 飛行機は、どこまでも高く、お空を飛んでいけるのだという。 まりさは、別段それを羨ましくは思わない。 今以上のものを、望みたくもなかった。 風がいつもより強く吹いたようだった。 自分が空を飛んでいる気がしたのだ。 いつのまにか、まりさは宙に浮いていた。 飼い饅頭は仰向けの姿勢で空を見つめる。 きっと、後頭部の下にはプールがあるのだろう。 自分の上に、ありすがいた。 突き飛ばされたのか。 逆光でその表情はうかがえない。 見慣れたカチューシャだけが、僅かに確認できた。 赤いお飾りが震えている。 そのことが、何故ここにありすがいるかということよりも、心に残った。 最期にまりさの中身に浮かんだのは、家族のこと。 ありすと、2匹のおちびに囲まれた、あの頃の夢。 激しい水しぶきが上がる。 深いプールに2匹が沈み、形を失っていく。 かつて愛し合った2つの生命が、1つに溶け合って結び合う。 それはゆっくりに許された、数少ない至福であったのかもしれない。 まりさには意識も生命も残されてはいない。 僅かなシミだけを水の底に残し、やがてそれも排水口へと消えていった。 お帽子だけが名残のように、優しく浮いている。 陽光のような花びらに囲まれて、ゆらり、ゆらり、ゆらり。 太陽をつかんでしまったまりさは、ライオンの付いたプールで死んでた。 (終) 挿絵 byめーりんあき 【過去作】 ※単発物近作 ふたば系ゆっくりいじめ 1059 でか帽子まりしゃと姉まりしゃ ふたば系ゆっくりいじめ 1055 さげゆん ふたば系ゆっくりいじめ 1019 餡娘ちゃんに花束を ※カオスVS鬼威惨 次回作頑張って近日 ふたば系ゆっくりいじめ 947 はげの復活(上) ふたば系ゆっくりいじめ 428 はげの行進 ※YHKアーカイブス ふたば系ゆっくりいじめ 840 プラネット・ゆース ~ドスまりさ~ ふたば系ゆっくりいじめ 675 プラネット・ゆース ~きめぇ丸~ ふたば系ゆっくりいじめ 658 緊急特別SS ゆっくり割れる窓ガラスさんの謎 ふたば系ゆっくりいじめ 594 プラネット・ゆース(うーぱっく&すぃー) ※続編準備中 ふたば系ゆっくりいじめ 560 なずーりんに祝福を ふたば系ゆっくりいじめ 796 Detroit Yugyaku City 2 ※どろわ&ぬえ draw006 「パラダイゆch」 nue079 「素晴らしき世界」 nue059 「スキャット・ゆん・ジョン」 nue022 「ゆナッフTV」 nue009 「ブラックペーパー・チャイルド」 その他の作品に関しては、ふたばSS@WIKIの『二行の作品集』をご覧下さい。 餡娘ちゃんとWIKIあき、感謝。 二行の作品集 トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る He got the sun -- 2016-08-14 00 35 45 ありす、、、、、、、、、 強し -- 2013-07-17 21 00 33 人の飼いゆっくりを殺すとは何とゲスなアリスだ!!(棒) -- 2011-10-30 22 30 47 ・・・MGEか?>ミッシェルの唄だね。 -- 2010-11-29 21 49 41 どうやって侵入したんだろ? なんか映画みたいな雰囲気だね。 -- 2010-07-26 02 22 26 ありす… -- 2010-07-20 02 31 45 ・・・MGEか?そうなのか!? -- 2010-07-12 22 33 08